逆転法廷 裁判員攻略読本

  • 講談社 (2009年5月1日発売)
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本棚登録 : 55
感想 : 6
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784063647716

感想・レビュー・書評

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  • 逆転裁判らしい本文と裁判員制度について少し詳しくなれる備考。
    面白かった。

  • 地の文が第三者(神様)視点なので,逆転裁判を想定しながら読むと違和感あるかも。

  •  講談社から出ている、弁護士にして作家の中嶋博行先生の本です。値段は890円というなかなかお手頃な値段。
     内容的には、表題にあるように、逆転裁判の成歩堂龍一や、御剣怜侍が裁判員法廷に挑む100頁位の小説と、その後に裁判員刑事手続き解説が載っている、といったようなものです。
     中嶋先生の手による100頁の小説ですが、内容的にとても分かりやすいだけでなく、弁護士や検事の考え方、法廷での質問の仕方などもさすが現職の先生が書かれているだけあって、しっかり示されていて、面白いです。文章も分かりやすく、短いながらもきちんと起承転結もあるのであっという間に読めますね。
     そして、後半の解説部分も大変分かりやすく書かれていて、裁判員になる前に、刑事裁判や裁判員制の大枠を掴みたい、という方には大変オススメできる逸品だと思います。逆転裁判シリーズ好きの方にもオススメです。ただし一般向けの作品ですので、専門家の参考に使う本ではないと思われます。

  • 逆転裁判好きとして、買わずにはいられなかった本(笑)
    前半が逆裁の小説、後半が裁判員制度についての説明になっていて、どっちもすごく簡単に読める。後半については小説と絡めていて分かりやすいので、初心者が理解するには適してるかも。

  • 前半は裁判員制度の流れを小説にしたもので、裁判員制度が弁護士の目線で書かれているのが、新鮮でした。後半の裁判員制度の解説もわかりやすく逆転裁判シリーズをやってなくても読めると思います。

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著者プロフィール

1955年茨城県生まれ。早稲田大学法学部卒。ジョン・グリシャムの作品に影響を受けて小説執筆を始め、横浜弁護士会に所属しながら1994年『検察捜査』で第40回江戸川乱歩賞を受賞。現役弁護士ならではの司法界のリアリティと、国家権力の影を作品に取り込むスケールの大きいエンターテインメントで人気を博す。著書に『違法弁護』『司法戦争』『第一級殺人弁護』などがあり、本書は『検察捜査』『新検察捜査』に続き女性検事の岩崎紀美子が活躍する最新作である。

「2023年 『検察特捜 レディライオン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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