これが「演出」なのだっ 天才アニメ監督のノウハウ (アフタヌーン新書)
- 講談社 (2009年8月1日発売)


- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063647815
感想・レビュー・書評
-
あっという間に読み終わりました。
ギャグアニメを得意とする監督だけに、文章が面白い。
アニメ映像の作り方について、技法ではなくパッション的な事が多く書かれていたが、実際の絵コンテの例に解説が入るところは思わず納得。
声優さんのキャスティングについてはあまり興味は無かったので、もう少し絵作りについて語ってほしかった。
大地監督に影響を与えた映画の紹介のところは興味深かったので、観た事ない作品は見てみようと思えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「最近の◯◯はダメだ。」なんて感覚で語っちゃう輩の意見なんぞ参考にできるはずもなく。副題の"天才"は編集が付けたのかと思いきや臆面もなく自分で称してて、そういう自信過剰なところも好みではない。内容は、感覚と思い出と自画自賛しかないので、そーゆーところからも必要なものを汲み取れる辛抱強い人でもない限り、読まなくてもいいかな…。
-
読み助2013年1月31日(木)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2013/01/post-89e4.html
-
ふーん。
-
アニメ監督大地氏によるアニメ監督、演出論。まあ、「論」というほどではないけれど。最近、アニメを見るようになって、監督・脚本・演出・絵コンテ・作画監督などの役割がどのようになっているのか、それを知りたくて手にとりました。実際、大地監督作品は「おじゃる丸」ぐらいしか知らないので……、それがネックでしたね。
とつるつると読んでいたら、アニメ「迷い猫オーバーラン!」を変な演出だなあと見ていると、ラストに監督の表記! うーん、振り返ってみれば、本書に書かれている演出と同じでした。例えば、卓球のシーンなどね。でも、あーいうのって、変だけど面白いというのかなあ、変で面白いといえるかも。 -
アニメーションの演出論だが、自分が普段仕事で関わっているCMの演出ともきっと共通した何かがあるだろうと思って読んでみた。「おじゃる丸」とか「おぼっちゃまくん」などの演出をした人らしい。子供向けアニメの過剰な感情表現やギャグは正直好みではないが、バックグラウンドにある赤塚不二夫やチャップリン、「スリー・アミーゴス」などは自分と同じで、何か共通するものを感じる。質の高い笑いは、難しいなぁ。
大地丙太郎の作品





