不治の病から精神的に弱くなった自分を改善するためにアメリカへと渡った天風氏だが空振りに終わる。
それから世界半周して様々な国で強くなる方法を求め続けるなか、ヨガの聖者カリアッパ氏と出逢う。
カリアッパ氏との出逢いは奇跡であり、まるで導かれた運命のようだ。
インドの聖者の村での修行は頭のなかの屁理屈は邪魔なもので、生まれたての赤ん坊のように無垢でなくては浸透出来ないだろう。
天風氏と仔犬との"腕の傷"、どちらが早く治るか競争せよとの命令エピソードは面白い。
それから読み終えた今、「クンバハカ」に興味がある。
-最も神聖なる体勢- 「クンバハカ」
ネットで調べたら、心が乱れるような時に落ちつける体勢のようだが会得できたら気持ちをコントロール出来るのだろうか。
天風氏は更なる高い修行段階へと進むようで次巻が早く読みたい!