まんが セロトニン健康法

  • 講談社 (2011年4月1日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784063648577

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  • ドーパミン的働き方(結果を求める)からセロトニン的働き方(みんなが気持ちよく働けるように考える)へ移行していくべきとき。セロトニン増加には、太陽光を浴びること、リズム運動をすること、ふれあいグルーミングをすること。また、泣くことは交感神経から副交感神経にいっきに切り替えができる素晴らしい方法。我慢すると交感神経が高ぶったまま、ストレス貯まったままになってしまう。

  • 健康と、それを作る体内物質「セロトニン」たちの話。

    セロトニンが生活習慣を作る、とか
    ドーパミンがやる気を生み出す、とか
    ノルアドレナリンで冷静に、とか
    なんだかそれっぽいことをつらつらとこの本の中では言うけれど、
    一番すごいと思ったのは

    「むかしの人の言うことって、合ってたんだ。」

    ということでした。

    1:朝は早く起きて、朝日を浴びながらちょっと運動をする。
    2:朝ごはんはちゃんと食べて、噛む。
    3:リズム良くカラダを動かす趣味を持つ、などなど

    言われてみれば、幼稚園でだって教えてそうなことばかり。
    でもそれって「科学的じゃない」から、自分が芽生えてくると
    反発してみたくなったりして、生活って乱れるんですよねこれが。

    で、「昔の人の知恵」に科学が追いついてきた結果、
    昔の人があみだした習慣て、理にかなってることがわかってきた。
    それを、なんとなく感じていたところ、この本で
    それが一歩、確信に近づいたのが
    この本を読んで一番うれしかったこと、そして人にすすめたくなったところでした。

    なかなか良い本ですね。
    マンガ形式だから30分もあれば全部読めますし、
    生活の見直しを手軽にできる良作だと思います。

    ※さらに二度読み

    ひさしぶりに読んで、やっぱり読み易いことと、具体的なこと、
    そして実際的なところがよかったです。
    「運動がいい」→「山に登ろう」→「いやw毎日山に登れるわけないでしょw」
    だいたいの本はここで終わっちゃうのだけど、この本は
    「じゃあ呼吸法を変えてみますか。」
    とくる。

    こういうアプローチが、この本の一番の強みだと思います。

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著者プロフィール

特別寄稿:東京大学医学部卒業後、東海大学病院で臨床に、筑波大学基礎医学系で脳神経系の基礎研究に従事、その間、米国ニューヨーク州立大学に留学し、現在、東邦大学医学部統合生理学教授。「セロトニン研究」の第一人者。


「2014年 『教師と指導者のための実践ガイド はじめてのドラムサークル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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