- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063648577
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健康と、それを作る体内物質「セロトニン」たちの話。
セロトニンが生活習慣を作る、とか
ドーパミンがやる気を生み出す、とか
ノルアドレナリンで冷静に、とか
なんだかそれっぽいことをつらつらとこの本の中では言うけれど、
一番すごいと思ったのは
「むかしの人の言うことって、合ってたんだ。」
ということでした。
1:朝は早く起きて、朝日を浴びながらちょっと運動をする。
2:朝ごはんはちゃんと食べて、噛む。
3:リズム良くカラダを動かす趣味を持つ、などなど
言われてみれば、幼稚園でだって教えてそうなことばかり。
でもそれって「科学的じゃない」から、自分が芽生えてくると
反発してみたくなったりして、生活って乱れるんですよねこれが。
で、「昔の人の知恵」に科学が追いついてきた結果、
昔の人があみだした習慣て、理にかなってることがわかってきた。
それを、なんとなく感じていたところ、この本で
それが一歩、確信に近づいたのが
この本を読んで一番うれしかったこと、そして人にすすめたくなったところでした。
なかなか良い本ですね。
マンガ形式だから30分もあれば全部読めますし、
生活の見直しを手軽にできる良作だと思います。
※さらに二度読み
ひさしぶりに読んで、やっぱり読み易いことと、具体的なこと、
そして実際的なところがよかったです。
「運動がいい」→「山に登ろう」→「いやw毎日山に登れるわけないでしょw」
だいたいの本はここで終わっちゃうのだけど、この本は
「じゃあ呼吸法を変えてみますか。」
とくる。
こういうアプローチが、この本の一番の強みだと思います。
著者プロフィール
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