また!女のはしょり道

  • 講談社 (2014年12月13日発売)
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本棚登録 : 167
感想 : 13
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  • 本 ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063649697

作品紹介・あらすじ

合言葉は「ズルできるならがんばります!!」
なるたけラクして、ちゃっかりキレイになろうと目論む、ぐーたらビューティ漫画・第2弾の登場です。横から見た自分の姿に落ち込む。きちんとメイクしたのにすっぴん認定される。ちょうどいいメイクの濃さがわからない……などなど、女性なら誰しも共感する“あるある”ネタがてんこ盛り! さらに、連載中に妊娠→出産→新米ママとなり、はしょり度もますますレベルアップしちゃってます。『女のはしょり道』は、ビューティ誌『VOCE』にて好評連載中です。


合言葉は「ズルできるならがんばります!!」 なるたけラクして、ちゃっかりキレイになろうと目論む、ぐーたらビューティ漫画・第2弾がついに登場! 横から見た自分の姿に落ち込む。きちんとメイクしたのにすっぴん認定される。ちょうどいいメイクの濃さがわからない……などなど、女性なら誰しも共感する“あるある”ネタがてんこ盛り! 連載中に妊娠→出産→新米ママとなり、はしょり度もますますレベルアップしています!

感想・レビュー・書評

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  • 「キレイのために手間ヒマ惜しむ」、いい言葉だ(笑)
    VoCE連載のぐーたらビューティー漫画第二弾、面白く読めました。まだ第一弾は読んでないんだけど、年齢的に新刊の本書の方を先に読みたいと思い購入。40代が如何に自分の思い通りにいかないものかがよくわかります(汗)。私もできる限り、はしょってはしょりまくりたい人なもので、「※はい、本日のはしょりどころです」と注釈の付いたコマをじっくり見てしまったり。
    ぎく~っとしたのは、「やせ鏡」のエピソード。鏡にも値によっていい悪いがあるということを今更ながら知りました…。ウチの姿見も安い「やせ鏡」かも!外出先で、「誰だこのぽっちゃりは」と思ったら鏡に映った自分だった、ということが何度あったことか!うわああああ!!
    妊娠~出産にあたり、「キレイ」に対する意識が変化していく過程も面白かったなぁ。体が劇的に変化する時期だしね。何につけても、「スタイルのいい美人のすっぴん」みたいな、「きちんと」してないのになんか「キレイ」な人って羨ましいよ…うまい具合に肩の力抜けてて。どうしたってそんな域には到達できないので、中途半端に色々手を出しては挫折、を繰り返してしまうのよね。リサさんが洗濯や収納に苦労してた冷えとり靴下の重ね履きも、できそうにないっす…。一瞬「よさげ!」と思ったのだが、4枚重ね履きして、それ用の大き目の靴も買って、と手間を考えると躊躇してしまうよ~。
    時々挟み込まれる夫の吉田戦車氏の喋りも面白かった。「あーハゲる気がしねえ」発言が妙にツボでした(笑)
    リサさんの七転八倒を参考にしつつ、私なりにゆるゆるとキレイのはしょり道を模索してみたい。「キレイになりたいならはしょるなよ」と言われそうですけどもね。とりあえずは人並みを目指します…!

  • 笑った!授乳室ネタ、確かにそのとおり!よくいるお母さんのパターンを分析してるわぁ。
    デッサン教室の話も面白かった。

  • この絵の感じも内容もとっても好きです。
    はしょり道は共感だらけw自分で選ぶはしょり道の他に、入口が全く見つからない美しい道が横に並んでるんですよね、一般人は決して入れない道ww

  • 伊藤理佐さんのコミックエッセイ。
    『女のはしょり道』第2弾です。
    いつも笑いながら読んでいて、ときどき「なるほど!」と役に立つことが書いてあるので参考にさせてもらっています。

  • 漫画家の伊藤理沙さんのエッセイマンガ

    「いろいろはしょって(ズルして)女としてイイ感じに見えたい!」
    という伊藤さんの日々が綴られています。

    伊藤さんの物事の見方がおもしろい!
    女の人だけが知る「あるある~」だったりして
    笑ってしまった。

    いや~でもホントにほめ方って難しい。
    とっさの一言にその人が出るってことかな…

    私も美容やら言葉やら…色々気を付けないといけないな~

  • ビッグコミックオリジナルの「まんが親」を読んでいるので、ときどきオレンジページを見かけると、つい巻末の「おかあさんの扉」をまっさきに読んでしまう。
    まったく知らない他人の家庭なのに、なぜか気になる。
    伊藤理沙が「おかあさんの扉」を開ける前の「女のはしょり」について書かれた本。おもしろい。
    ここまで書いて気づいた。そう言えば「やっちまったよ一戸建て」も読んでた。どんだけ好きなのか。

  • またしても、はしょってしまおう、な日常。

    TVの周囲が散らかっているとか、片づけるために
    周囲が散らかるとか…あるある話。
    しかも普段きちっとしてない人がきちっとすると
    何だか微妙な違和感も出てくる、という…。

    読んでいて、ものすごく気をつけよう連発、でした。
    前回はそこまでではなかったのですが…なぜ?
    下地の基礎は、ゆっくり丁寧に…。
    叩きこみ、はいけません。

  • 相変わらずおもしろい!
    端折っているトコロが面白おかしくて、笑いながら毎回頷いてしまう。
    大好きな一冊。

  • 何か…、いつも流れで手にしてしまう伊藤理佐。対して興味もないのに手にしてしまう伊藤理佐。


    いや、
    面白いんですけどね。さすがです。


    最近ストレスフルで美容意識が低下していたため、ここらで喝っ!を入れてがんばろうと思いました。


    ってか!ここで喝っ!入れるためにもぶっちゃけるけどもっ!

    私は確かに夢見がちなオンナですよ。それゆえ結婚もしてないバカオンナですよ。でもな、キスしたくらいじゃ、一発ヤったくらいじゃ、世界が変わるなんて思ってねーわーっっっ!!!彼氏気取るなー!


    ってぶちまけたい衝動がひとつ。



    あとな、まったく関心のない人の恋愛ののろけ話なんざ聞きたくないんじゃーっっっ!!!わしゃ自分のことで精一杯じゃ!そのことを別に人に相談しようとも思わん!てめーのケツくらいてめーで拭けや!



    「やっぱり告られたけど、合わないと思う。」
    「そんなことないですよ。少し様子を見てみたらいかがですか。」
    「やっぱり無理よ。面倒くさくなってきちゃう。」
    「そんなこと言っても、やっぱりそんなふうに思ってもらえるのは、わたしは嬉しいことだと思いますよ。」
    「でも、でも、でも・・・・・(以下エンドレス)」


    っ知るかーーーっっっ!!!!
    一体何回おめーの「でも」聞きゃ気が済むんだ?迷惑なんじゃーっっっ!おめーはのろけたいか、「この程度の男に染まっちゃう自分」を否定したいだけだろがーーーっっ!!!その程度のオンナなんじゃ!結局はアンタくっつくつもりなんだろ?「彼がしつこくするから折れた自分」を演出するためにわしの貴重な時間使うなやーーーっっっっ!!!!!






    ほんと!オンナもオトコも面倒くさいんじゃ!!!!


    っつーのが二つ目。

    マジ30代の恋愛なんてロクなことがないんだなと、思い知らされますわ。


    わたしは、自分の夢に対しては夢見がちです。そのせいで一人になってる自分と折り合いをつけようと必死になってるんですよ。でもやっぱりいろんなことを考えると、「誰かとともに歩んで生きたい」という気持ちがあることは否定できません。その寂しさやら、葛藤やらを吐露したい気持ちは、たくさん持ってます。でもその気持ち、一人で処理できてこそでしょ?ときたま訪れる、処理しきれないような大きな波に飲み込まれそうなときは、友達頼っていいと思う。でも「よき自分」「高い自分」を演出するために友達使うなよと言いたい。


    というストレス。こんなんに負けてたら自分が損だわ。
    あー、カムバック、マイ美容意識。

  • 授乳室でテレパシー会話のエピソードがわりと好き。あと、ほめかたってむずかしいな、と。

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著者プロフィール

1987年「月刊 ASUKA」に掲載された『おとうさんの休日』でデビュー。『おいピータン!!』で第29回講談社漫画賞少女部門受賞。また、『女いっぴき猫ふたり』『おいピータン!!』『おんなの窓』の3作で手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。このほか代表的な作品に『やっちまったよ一戸建て!!』『おかあさんの扉』や、アニメ化もされた『おるちゅばんエビちゅ』などがある。

「2022年 『けっきょく! 女のはしょり道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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