- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063650181
作品紹介・あらすじ
また新たな攻殻ワールドが誕生した。’80年代後半に誕生し、世界の有名クリエイターに多大な影響を与えたSFの最高傑作『攻殻機動隊』。SF史に燦然と輝く『攻殻』の世界を人気作家たちが独自の視点で書きおろした小説アンソロジー! 参加作家は円城塔、三雲岳斗、朝霧カフカ、秋田禎信、冲方丁。カバーデザインは原作者の士郎正宗描き下ろし!
感想・レビュー・書評
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NETFLIXで『攻殻機動隊 S.A.C.』と『S.A.C. 2nd GIG』を続けて観た。これで何回目かは忘れたが、本書を思い出して再読してみた。
本書は、円城塔、三雲岳斗、朝霧カフカ、秋田禎信、冲方丁の5人の作家による書下ろしアンソロジーである。中でも朝霧カフカの「攻殻機動隊 Soft and Write 」は、前述のTVシリーズに登場する人物が出てきて、ニヤリとさせられる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
秋田先生が書いてるとのことで購入、各々一流の先生が書いており、アンソロジーといえども攻殻機動隊の世界観を各々の文体で描き切っており贅沢な逸品でした
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意外にも、アニメシリーズ主要人物のエピソードが挿入されており、アニメファンには嬉しい小説。
トグサとバトーの扱いはどの作品でもいつも雑というか、便利な存在なんだなーと感じる。
このシリーズで親近感が湧く主人公は、トグサとバトーの2人なイメージ。 -
20211003読了。それぞれのアンソロジーが巧殼機動隊を好きな気持ちに溢れてていいね。
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著名作家さんたちによるアンソロジー5編。
こういうの好き、それぞれの世界観とかがあるのに原作を知っているが上での元ネタにやっぱりニヤニヤしてしまったりする。
哲学的になってしまうところはちょっと難しいけれどそれままた攻殻っぽい。 -
まだSTAND ALONE COMPLEXしか観られていないけど大好きな攻殻機動隊のアンソロジー。
面白かったです。
バトーやトグサ、荒巻がアニメの声で喋って、楽しい読書でした。
作家さんは5人ですが、それぞれの攻殻機動隊の世界でした。
一番好きだったのは朝霧カフカさん。
笑い男が出てきて嬉しかったです。島での戦闘は映像で観てみたくなりました。
セリフで、中原中也など文学作品を引用するキャラがいるのが朝霧先生っぽかったです。
この世の全ては電気信号が作り出した虚像で、(本物だと思ってる)その誤解が「心」や「意識」なのか…?ううむ。ぐるぐる。
三雲岳斗さんのお話の、少佐に会いたいが為にテロリストになる元SPみたいな人、サイコパス診断でこういう問題あったな…と思いました。
少佐の義体って高価で高性能なのですね。兵器並みとは。。
楽しい、攻殻機動隊の世界。途中で止まってる攻殻機動隊の続きが観たくなりました。
てか笑い男事件まであと5年くらいなのですね。。 -
攻殻機動隊の世界観がうまく表現されているアンソロジー 士郎正宗の作品は初期のものを数作かじっただけで、攻殻機動隊も全体像を把握しているわけじゃないんですけどね なかなか楽しめました。 ☆3つ
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攻殻機動隊を何となく知ってるくらいの自分にはなかなか想像力が追いつかないけど、世界観は好き。