- 本 ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063650242
作品紹介・あらすじ
弐瓶勉の名作「BLAME!」が完全小説化!
感想・レビュー・書評
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コミック「BLAME!」のノベライズ作品です。
人類が衰退し、機械制御の都市が階層を重ね続け膨張する世界。
主人公が自分の定めた規範に則って、階層を放浪するお話です。
原作は読んだことはありませんが、一つのSF小説として楽しむことができました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原作を読んだことはないのですが冲方さんがノベライズしたとのことで興味を持ちました。
建設者とか珪素生物とかいきなり不明な単語が出てきますが読んでいるうちに馴染み、退屈することなく読み終えるのはさすがでした。 -
17:原作の、仁瓶作品らしい静けさと余白が感じられる一冊。これを映像化したのってどんなんやろ、とか、すごく(心配半分で)気になる。冲方さんの文、ちょっと変わった?それとも意識して文体変えてるんかな。
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BLAME!、原作コミックは読んだことがないけど、冲方丁(おきがたちょう、じゃないよ!)さんがノベライズしてるって知って、先に小説で読んだ方が世界観がわかりやすいかもと思い、読んでみた。
多層化された超巨大構造体という、お馴染みの世界の中でうろうろして波動砲みたいな強烈な銃を撃つ無口な男の物語を、よくもまあここまで意味の通じる小説に仕上げた冲方丁さんの力量に感服しつつ、BLANE!の愛蔵版を買おうと思った次第です。 -
2018.3.29
原作ストーリーをなぞりながら言葉は紡がれていく。絵と言葉、同じ対象を表現しながらも、結ばれる像はまた別のモノ。
士郎正宗の攻殻機動隊と押井守のゴーストインザシェル、スカーレット・ヨハンソンのGHOST IN THE SHELL(監督誰だっけ)が全く別物であるように。 -
2017年5月講談社刊。弐瓶勉さんの同名コミックの小説化。興味深い世界設定で、楽しめた。
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原作コミック1,2巻相当の内容を冲方丁がノベライズしたもの。
口数が普段ほとんどない主人公の内面がよく描画されておりとてもハードボイルド。
原作読んでわけわからん、となった人にこの本を勧めるのはアリかもしれない
著者プロフィール
冲方丁の作品





