であい (1) (デザートKC)

ももち麗子

• 講談社 (2003年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[あかりさんの感想 · 2013年10月17日]

問題提起シリーズ・出会い系サイト

電話が家庭に一台ではなく、ひとりに一台になってきた事を象徴する作品。

学校に遅刻してまで取りに帰る携帯電話、学校で話している相手と話す高額な電話代、持ってて欲しい人は持ってない携帯電話。
話したいときに話せない、伝えたいのにメール出来ない。

そんなタイミングでつい出会い系サイトで悩みを聞いて貰う。
楽しかったよと、渡された５０００円札。
罪の意識は両方無かった。

ふとした事で自分の履いてる下着や制服に高値が付く事を知ってしまう、危険な蜜の甘さをよく描いてると思います。

[foschiaさんの感想 · 2008年10月29日]

☆ 2004-2001

[百香さんの感想 · 2007年7月16日]

楽に稼げる仕事なんて無い<br>
<br>
もしあったとしたら、それには<br>
「楽」の何十倍もの「危険」がついてくると思うべきである。<br>
<br>
そんな、当たり前な事を忘れてしまわないようにするための一冊。<br>

[おみずさんの感想 · 2006年10月30日]

全２巻。

[弓月さんの感想 · 2006年8月20日]

「出会い系」についての問題提起作品。携帯ひとつで軽々と犯罪できる世の中が怖いです。全２巻

[乙女さんの感想 · 2006年8月9日]

問題提起作品。テーマは出会い系。お金が人を狂わせるのか、欲望が人を狂わせるのか、とにかく怖いです。

[そら あいさんの感想 · 2006年7月28日]

ももち先生の問題提起作品。やっぱり出逢い系サイトは怖いです。

[心愛さんの感想 · 2006年1月27日]

(○Ц_Ц)。○゜゛

[OSFさんの感想 · 2005年9月23日]

思うのですが、ブラックピースにならなければ、そのまま稼げたってことでは。問題提起としては甘いです。

著者プロフィール

2月25日生まれ、東京都出身。『君におくるメモリー』（「フレッシュフレンド」冬号）にてデビュー。問題提起シリーズ『ひみつ』『であい』『こころ』（いずれも「デザート」にて連載）は、レイプや出会い系サイト、万引きなど10代の少女たちの心の闇と社会問題について扱い、話題を集めた。他の代表作に『トモダチごっこ』『とけない恋とチョコレート』など。

「2019年 『大人の問題提起シリーズ　さけび（2）』 で使われていた紹介文から引用しています。」