生きたい。~臓器移植をした女の子の物語~ (デザートKC)

  • 講談社 (2003年10月1日発売)
3.47
  • (4)
  • (1)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 / ISBN・EAN: 9784063652383

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 肝臓の病気を子供の頃から戦ってきた主人公。しかし、高校生の時に病状が悪化、肝硬変に。助かるには、当時の日本では認証されていなかった海外での臓器移植しかない…。"生きたい"の意志を見出だした主人公は、家族を含めた支援者の協力でオーストラリアに渡り、苦労の末に移植手術を受けた。しかし、移植が分かった瞬間、介護学校の入学を受けられず(介護される側の人間だからという理不尽な理由で)、好意を抱いた男性すら拒否され、さらに、別の病気で体調は不安定に。幸い、先輩移植者の紹介で日本移植者協議会と出会い、元気になった主人公は、介護ヘルパー2級を取得し、成長を始める。そんな主人公が出会ったのは、腎臓移植者の青年。彼との出会いをきっかけに、新たな人生を歩むようになるまで、すごかった。

  • 臓器移植がかなり難しいと感じました。医療技術が前に進まなければ、助かるはずの命が助からないとされるなんて…。しかも、15歳以下の患者の臓器移植が認められないのは、おかしいと思います。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1985年に少女マンガ家として、87年に小説家としてデビュー。91年刊行の小説『時の輝き』が110万部のベストセラーとなる。講談社ホワイトハートの人気シリーズ『アナトゥール星伝』や同コミック版(ポプラ社)、KCデザートコミックス『天使のいる場所~Dr.ぴよこの研修ノート』『永遠の鼓動』、小説『制服のころ、君に恋した。』『天国の郵便ポスト』『幸福のパズル』(以上、講談社)『乙女の花束』『乙女の初恋』(ポプラ社)といったマンガ、小説の他、エッセイ、絵本、詩集、料理本、CDなどで幅広く活躍。2017年に小説家デビュー30周年を迎えた。


「2023年 『きみと100年分の恋をしよう きみがいるから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

折原みとの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×