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- / ISBN・EAN: 9784063655711
感想・レビュー・書評
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1話完結なので問題はないが、一巻でありながらまさかの続巻なし。
死装束を作る仕立て屋の話。第一話は戦争で結婚できずに死に別れた夫と会うために、と死装束にウエディングドレスを作ったおばあちゃん。品物を届けると、再婚相手に育てられた息子は、今の父に申し訳ない、恥ずかしいと品物を受けとらない。再婚相手である養父は、自分たちは幸せだっただろう?ととりなして妻にウエディングドレスを着せてやる。何度読んでもガチ泣きする話。
第二話は、親にカミングアウトしていないニューハーフが、息子として死ぬためにスーツを作ろうとする話。第三話は妻と息子と自分とで、野球ユニフォームを依頼した男の話。第4話では自殺願望の女子高生が仕立て屋で働くことになった経緯。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『人生の最期に着たい服、お作りします。−死装束(フューネラルドレス)の仕立て屋・雪滴花(スノードロップ)での出会いと別れの物語。』(帯より)
ありきたりな筋書ながら、優しい人々ばかりで、読後感はさわやか。
ただ、仕立屋の近親者の話が多すぎるのと、間近の死を受け入れられる人ばかりで、現実離れしすぎかもしれない。
深く考えずに「泣ける話」が読みたいならおすすめ。 -
非BL
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随分前に読んだけれど。
主人公は、イケメン兄弟と、彼らの元お客だった少女。
兄弟の職業は、葬儀屋と、死者の着る衣装を仕立てる被服屋。
マジで泣けます。
続き、早く出ないかなぁ。 -
兄弟が経営するフューネラルドレスの仕立て屋のお話。
途中ほろり、ときてしまった。
心温まる。 -
久々に、古本屋に行きました(^^)/
以前から気になってた、この『天国の仕立て屋』1巻を購入~♪
BLではなく、フューネラルドレス(死装束)の仕立て屋が舞台になっている感動ストーリーです(^_-)
が…キャラ設定は阿部先生らしいし、ユーモアもあり、もちろんイケメンも登場するので、BLファンも満足できると思いますよ(*^_^*)
2巻は新刊で買いたいですね(^^)v -
フューネラルドレス(死装束)を作る話。
地味だけどちょっとした感動もあって久々に良かった1冊
1巻だから今後の展開に期待
阿部あかねの作品





