- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063657357
感想・レビュー・書評
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ちょっと消化不良ではあったけれど、今風の題材で楽しめた。
表紙の柔らかい感じは好きだけれど、中の絵はところどころ甘いかな、と。
その後があったら、この子たちはどうなっていくのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人並み外れた音感をもつ高校生つばめは、幼少期のトラウマが原因で、大好きだった歌うことを恐れるようになってしまった。ところが、ある夜に出会った作曲家をめざすDJユマにその才能を見ぬかれ「オレの歌を歌え」と求められる。DJユマは映像作家をめざす親友の栞と、音楽ユニットを組んでいた。――ユマと栞、ふたりの美少年がつばめにくれたのは、再び歌う勇気だった。
タイトルが何か好みだったので購入。
音感が良すぎるせいで倒れそうになるとかすごい。街中で生きていけるのだろうか…。
てっきり男二人とヒロインでの三角関係かと思いきや、尺のせいか恋愛的な要素はあんまりない感じ。
そういえば作中で思い切りニコニコ動画って書いてあるけど大丈夫なのかな?
トラウマと、それに向き合っていく過程は結構しっかり描かれていて良かった。それだけに一冊で終わりなのが残念。十分続けられそうなのに。 -
短いページ数のなかで、出会いから成功までよくまとまっているなぁと思いました!
本編で謎だったユニット名などの部分は、巻末の4コマで解説されていて良かったです。
ジュンク堂池袋にてサイン本購入。 -
絶対音感を持つが故に自分の歌声さえも忌避して歌うことをやめた少女「つばめ」。
同じ夢を持つ仲間と出会い、再びステージに立ち、また歌を好きになって行く。
ステージのこちら側と向こう側という感覚がとても大切であり、何より、楽しむ気持ちが一番大事だと改めて分かる作品。
何度でも、ステージに立つ前に読みたい。
著者プロフィール
菅田うりの作品





