- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063658552
作品紹介・あらすじ
「丘の上のおばけ屋敷」と噂のある空澤家の一人娘・志津。実は「死者の魂を呼び寄せる憑依体質」のため、その体にはいろんな人格が出入りしている。ワケあって家政夫バイト中の高校生・美郷 哲は、志津に普通の女の子の体験をさせようと、自分の通う学校にこっそり連れて行くけれど……?
感想・レビュー・書評
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リハビリに哲の高校に行くところから。
志津の発言がだんだん多くなってきて、自分がどうしたいか言えるようになってきた。
でも相手の気持ちを推しはかれるようになるにはちょっと早過ぎでは?
最後の哲を応援出来た時の志津は可愛かったですね!
千尋と哲の関係もやっと分かったけど、千尋の感情が無表情過ぎて分かりづらい。
まぁ本人も哲への友情が真っ直ぐなものじゃなくて、哲が親に頼まれて仲良くしてくれてるだけと斜に構えてるからかもしれないけど。
高校のサッカー部で他の部員のやる気を出させて、県大会まで目指すという件もなんか何がしたいのか分かりにくかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2巻から随分開いてしまいましたがようやく3巻購入致しました。
間、いっぱいあいてるのにこんなにも感情移入出来てしまうの本当にすごいなぁ。この作者さんは、前作から人の感情を表現するのがとても上手な方だと思っていましたが、3巻読んでさらに実感しました。
仕事だから優しくする、どうしても自分の優しさには打算がある、それでも、(もし、もし普通に出会ってたら…、)なんて、出来ないことを考えて。哲くんの志津さんをみつめる表情が切ない。志津さんが哲くんのことをみつめるのも切ない。
サッカー部のこと。家族のこと。志津さんとのこと。志津さん自身も感じていること。全部とても丁寧に描かれていて、志津さんなのに全然志津さんじゃない所も本当によく描かれている。
この方の作品をこうやって読めるのやっぱ幸せだなって感じました。続巻も早々に購入したいと思います。 -
この作者さん絵も上手いし、話も面白くてすごいなぁ。
同じ顔だけど、表情で志津の中に誰が入っているか一目でわかる。
哲も誰が入っているかすぐにわかるようになっていて、二人の距離が縮まっているのを感じる。でも、同じことで正反対のことを言われるのは混乱するだろうな。