まりんこゆみ (3) (星海社C)

  • 講談社
4.07
  • (5)
  • (6)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 71
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063695151

作品紹介・あらすじ

舞台はアメリゴから日本、オキナワへ!!
地獄のブートキャンプを卒業し、正式に海兵隊員の一員となったゆみ。
最初の赴任先はなんと日本、オキナワ・ベース!?
在日海兵隊基地の中から見る景色には、ゆみが知らないオキナワがあった――。
待望の新章、ついにスタート!!


舞台はアメリゴから日本、オキナワへ!!地獄のブートキャンプを卒業し、正式に海兵隊員の一員となったゆみ。最初の赴任先はなんと日本、オキナワ・ベース!?在日海兵隊基地の中から見る景色には、ゆみが知らないオキナワがあった――。待望の新章、ついにスタート!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新章・沖縄編。
    南国、観光地はフェンスの向こう側……
    一般人としてはむしろ馴染みのないフェンスの内側、米軍基地。
    前巻から描かれていない半年の間、配属された職種学校でのそれぞれの生活は、配属される科によって異なっておもしろい。リタのトップシークレットっぷりには笑うしかない。
    オトコ社会的な部分がまだ強い組織。女性隊員は超少数派(マイノリティ)……
    故に女性のスタイルは「生意気女(ビッチ)」と「尻軽女(スラット)」か⁉「舐められてはいけない」という姿勢。“戦争(前衛の正面対決)とはその国の底辺と底辺のぶつかり合い”だからだろうか…荒くれ者を掌握・制するためには。
    まだまだ下っ端ゆえにしごかれる日々。日本では小学校の時にやるけれども、お掃除習慣を身に付けることに始まり、様々な指導で活が飛ぶ。
    それは下士官の指導経験でもある。読んでいて陰湿ないじめを懸念してしまうのだが…
    モレノ氏が描き下ろしで言及しているが、下っ端をクソ扱いする、ある意味変なDVサイクルに対し、他の下士官、上司が厳しく「指導」したとの事。
    そんなんじゃ部下は絶対ついてこない!と明言。

    リタが沖縄の観光や文化面での解説要員だった。
    観光を楽しむ女性陣に対し、メンズは酒と夜の街にお金を落とす…

    トリビアページではニックネームネタなどを披露。
    「とんまのパーチ」……良いやつなんだろうけど憎めないとは言いがたいおバカキャラ登場。

    ドナの計らい?で下士官のゆみが食堂よりもキツイ職――通訳――を担当することになる。
    そこで日本の自衛隊との橋渡しを体験する。
    日米軍事同盟の関係がちょっと垣間見える。
    新キャラ澤猛美二等陸曹登場。何故かお嬢様言葉…
    敬語の猛特訓、教官から教わった用語の解説が活きたりと特訓の成果を活かすゆみ!
    それに伴い、ゆみは伍長へと昇進する。

    描き下ろしでは、ドナ、リタ、リンダの出世に関する思いや、伍長(上官)になったことで発生した突然の溝とプレッシャーに、まりのメンタルが…(涙)
    誰もいないところで受け止め、其々の昇進への道のりを語る皆のやさしさ……

    他、沖縄のマリーンに関するマップ、観光スポット紹介、実録!!海兵隊ブートキャンプなど。

  • ネットで読んでますが、描き下ろしが読みたいです。いつか買いたいね。

  • アメリゴ大統領はグリーンカードとってもなれないよって聞いてたけど、ユミの出生の秘密が暴かれ大統領の道はとざされませんでしたとさw
    相変わらずおもしろいのう…

  • 考えたら何もよう知らないオキナワベースの日常が楽しく興味深い。通訳以外の「仕事」の話も見たかったけど実体験中心だと難しいか。こういう女子組フォーマットで学年や委員以上の明確な「階級の違い」を意識する兵隊ならではの場面も新鮮。おまけページの実写写真の迫力には「あ、すいません今まで萌え絵で見てました」と変に胸を正された気分。

  • 舞台はアメリゴから日本、オキナワへ!!地獄のブートキャンプを卒業し、正式に海兵隊員の一員となったゆみ。最初の赴任先はなんと日本(ニッポニア)、オキナワ・ベース!?アメリゴ軍基地の中から見る景色には、ゆみが知らないオキナワがあった——。
    待望の新章、ついにスタート!!

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

漫画家・イラストレーター 代表作『セーラー服と重戦車』『蒼海の世紀』等

「2017年 『まりんこゆみ(7)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野上武志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×