女の友情と筋肉(5) (星海社COMICS)

著者 :
  • 星海社
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本棚登録 : 178
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063695632

作品紹介・あらすじ

読むと元気になる! 鍛えたカラダで幸せになる!

身長195cm握力97kg、身長189cm100M(メートル)走10秒8、身長186cmソフトボール投げ85メートル………の、ちょっぴり?マッスルだけどとっても優しい女の子たちイオリ、ユイ、マユ。

プロポーズを断ったあとも気まずい同棲生活が続くイオリ。失恋を経て新たな恋が実りつつあるユイ。そしてついに(なぜかひとり山の中)産気づくマユ……! しかし、その時旦那はフランスにいて……。

一緒に転んで、ぶつかって、恋をして。時を重ねるほど、女の友情は輝く!

頑張るあなたを応援するキュートでファイトな4コマまんが。

感想・レビュー・書評

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  • なんか、こう、戦慄を覚えた、この(5)
    元々、面白かったのだが、質が急に高まったような気がする。絵柄などが劇的に変化したって訳じゃなく、分かり辛いかもしれないが、確実に一つ上に行った
    化けた、もしくは、一皮剥けた、そう表現しても差し支えないだろう
    この『女の友情と筋肉』のファンからすると、「今更」や「釈迦に説法だな」と言われそうだが、これは未読の方にも向けているので、優しい目でスルーして欲しい
    『女の友情と筋肉』の面白さ、それはギャップにある
    ヒロイン三人は、実戦的な筋肉でムッキムキだが、仕事や恋で一喜一憂する、どこにでもいる乙女である
    設定や絵柄はギャグ寄り。しかしながら、全体的かつ縦の主軸となるストーリーは、読み手が共感できる重すぎないマジメなものだ
    読み手が「こう来たか」と驚くような展開になる一方で、「こうこなくっちゃ」と読み手の期待にも、KANA先生は全力で応えてくれている
    この(5)では、イオリさん、ユイさん、マユさんに、それぞれ、小さくない変化が起こっている
    マユさんはスタバさんとの仲が深まっている、ユイさんはついに出産し、お母さんになった、そして、イオリは自分の中の弱さを乗り越え、ユウヤさんと結婚する決意を固いモノとした
    そこに至るまでの紆余曲折に、私ら読み手はハラハラさせられっぱなしだ。単行本派である私ですらドキドキしていたのだ、リアルタイムで読んでいる人はKANA先生のテクニックに翻弄されていたに違いない
    マッチョってコトでシュールさこそ漂っているけれど、良さが分かってくると、王道ラブコメとしても楽しめるようになってくるはずだ
    しかし、上記した三人よりも、ある種、人間的に大きく成長したのは、誰でもなく、ジュンさんだろう。表紙を飾っているコトからも、それは覗える
    やはり、リスペクトできる人が間近にいると、自然に多くの事を学んでいけるんだろう。これまで、ジュンさんはイオリさんに助けられっぱなしだったが、失恋を機に新たな強さを得た事で、今回は逆に、イオリさんがキツい時の支えになる、と言う努力を魅せてくれている
    今後、彼女に、どんな春がやってくるのか、その点も含め、楽しみだ
    この台詞を引用に選んだのは、特にユウヤさんの無様なカッコ良さが滲んでいるからだ。男からしても、ユウヤさんはしょうもない。しかし、そのダメな感じが男の読み手に親近感を持たせる。ふと、たまに見せるイケメンなトコにも、「おおっ」と思ってしまう。ジャンルは違うにしろ、『クッキングパパ』の田中さんに近いモノはある。本気で挑んだからと言って、イイ結果が出る訳じゃない。でも、傷つく事を恐れず、自分の本音を曝け出し、身一つで惚れた女へぶつかっていた度胸は高く買いだ

  • 話が展開しながらも日常パートが続いていく書き方が本当に上手い!
    大変なことがあっても毎日仕事もあるしいいことだってちょっとはある。そういう細かな毎日をきれいすぎない形で素朴に描いているところがすっごく魅力的。

    ユイちゃんの元カレもちょっとだけ様子がわかって安心。

  • 最初はみんなでゆるゆるしてただけだったのに、キャラがちゃんと年をとっていって生き方が変わっていってる。結婚とか子どもとか。
    何年経っても私の生活は変わらないのにこの人達はこんなにも…とか思ってしまってなんか悲しくなった。こんな気持ちは現実だけで十分だよ。腹筋しよ。

  • 描きおろしおまけまんが とても好きです

  • サクっとよめる筋肉女子漫画。
    この漫画はシリアスとギャグが混然一体となっている。
    そこがこの漫画の良いところであり、微妙なところでもあるか。

    ユウヤの元カノ良い女やね
    サンタ「誠実になろうとして正直をバカ正直と間違える者は多い。ナイスアシスト。大人だけどプレゼントあげちゃお」という台詞は深いい。
    動物園でライオンが逃げ出して1人(筋肉女子の抱き締めにより)意識不明ww

    遂にマユの出産。
    山奥にいたマユを皆で探し回る。
    フランスではマサが連続爆破テロに巻き込まれる・・・。
    このようなシリアスな出来事で、筋肉女子が大活躍。
    「こっからだと何分くらいかかる!!?」
    「なめないで 2秒で十分よ」
    ユイかっけえええええ。

    お父さんの臨死も、イオリ家族にかかれば「秘孔突き」で回復w
    ユウヤとイオリも全力でぶつかり合う。
    「何で自分はもうスッキリして結婚する気でいるの…?」
    というのは誠にその通り。
    今まで浮気で裏切り続けてきた信頼を取り戻すのは容易ではない。
    無事婚約したと思ったら、ユウヤのジャカルタ転勤など。
    波乱万丈なカップルです・・・。

  • 安定の面白さ。

  • これはトレンディドラマなんだな~と思った。

  • イオリ、いい女。

  • 5 表紙最初だれかわからんかったよ!
    出産と結婚と・・!

  • 表紙!シバタちゃんも筋肉側なの!?ww いやでもシバタちゃんほんといい子だよ…どろす食べてるシーンすごいグッときたよ。ていうかワタナベは何なんだよほんとに

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著者プロフィール

翻訳家、通訳、音楽ライター、インタビュアー、作詞家。レコード会社輸入部門でCD輸入やレーベル開拓を担当後、フリーランスに転身。「bmr」他音楽誌を中心にインタビュー記事の通訳および記事執筆や、スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレー、アリアナ・グランデ、ジャスティン・ビーバーなどジャンルを問わず海外アーティストの楽曲の歌詞対訳を手がける。シアラ、リアーナなどR&Bやヒップホップ、ジャズ・アーティスト来日時の通訳も務める。長年Kana Muramatsuの名で活動してきたが2021年よりペンネームをKANAに改名。

「2022年 『スヌープ・ドッグのお料理教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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