にしむく士(文庫版) (1) (講談社漫画文庫)

  • 講談社
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感想 : 13
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  • 本 ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063703337

作品紹介・あらすじ

大和和紀の最新お江戸コメディー!    江戸にやってきた半四郎・ゆきえ夫婦。下っ端武士の暮らしは楽ではないけど、謎のマイペース上司・尾花や一粒種・お地蔵顔の太郎に囲まれ、毎日楽しく大騒動!!

感想・レビュー・書評

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  • 若い頃は時代劇ものって興味が湧かなかったが、歳を重ねたせいなのか、時代劇が面白いと思えるように。江戸時代の庶民の生活を知りたいと思うようになってきた。いやぁ、幅広い作風でどんなジャンルでも何でもござれな大和和紀さんだが、お江戸コメディ×大和さんも抜群の相性だな!とても楽しく読めました。
    江戸に越してきた、半四郎とゆきえの若夫婦。江戸の文化や生活事情が事細かに描かれ、当時の武士や町人達はこういう暮らしをしていたのかととても興味深く読めた。そこはさすが大和さん!
    コメディとしても秀逸で、テンポよく進むストーリーが痛快。舞台は江戸時代といえど、妻は家事に育児に嫁姑問題、夫は出世問題に男の付き合いに…と、夫婦を取り巻く状況は現代とさして変わらないのだ。キャラクターも皆魅力的で、中でも夫婦の愛息子、太郎がかわいくてかわいくて!ドタバタ続きの江戸の春夏秋冬だけど、人情愛情溢れまくりのハートフルな作品、大好きです!

  • 読後感はとっても爽やか。
    江戸の貧乏な御徒武士の新造さんであるゆきえさんが主人公。
    夫の上司にあたる尾花さまのキャラが立ってて最高。
    懐かしき良き時代の江戸の庶民の生活が味わえます。
    私の好きな落語の世界がそこにありました。

  • (2018-06-08L)

  • 鬼平犯科帳を読んでて思い出した、大和和紀の大江戸マンガ。色んな時代劇ヒーローを思い出させる尾花様がステキです。

  • 何故有名ではないのか。こんなに面白いのに…。江戸の活気が伝わってくるとても好きな作品。

  • 全05巻 完結

  • 江戸風俗を描く少女漫画。あまり恋愛のみにこだわらず所帯じみた時代描写が多いため楽しく読める。

  • 江戸時代の神楽坂が舞台のほのぼのホームドラマ。江戸の庶民の生活や様々な風俗を知ることができるのが楽しく、今の私たちの生活と根本的にはさほど変わらなかったんだろうな(もしかしたら、もっと自由だったかも!)と思うと、なんだが身近に感じてしまいます。ドラマチックではありませんが、一話一話よく練られており、最後にはほっと和む結末が用意されています。平凡な中にあるささやかな幸せを見つけることが大切で、その積み重ねが真の幸せへと繋がって行くものなんですね。髪の結い方や着物の柄までこだわって描かれているのは、さすがです。眠れない夜に一話ずつ読んでいくのがいいかもしれません。(全3巻)

  • 江戸時代のお話。
    尾花さまのキャラが魅力的。
    面白かったから続きを買おう。
    2009.2購入¥105  /  2009.3.20読了

  • 再読:懐かしい絵柄

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著者プロフィール

3月13日生まれ、札幌市出身の魚座。O型。1966年、「週刊少女フレンド」より『どろぼう天使』でデビュー。『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞を受賞。「源氏物語」を基に描いた『あさきゆめみし』は、少女漫画の枠を超えて高い評価を得ている。他に『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』『ベビーシッター・ギン!』『紅匂ふ』など人気作多数。

「2001年 『漫画文庫あさきゆめみし全7冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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