紅匂ふ(文庫版) (3) (講談社漫画文庫)

  • 講談社 (2009年7月9日発売)
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感想 : 4
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063706659

作品紹介・あらすじ

芸に生きる。恋に生きる。祗園に生きる。 芸妓としての新たな芸への一歩。それは恋への訣別からはじまった!? 伝説がさらに進化していく。伝説の芸妓誕生!!

感想・レビュー・書評

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  • なるほどねーという感じかな

  • 男嫌いの咲也が、とうとう恋をして、そうして引退するまでがこの巻。
    前の巻の付録のところで、ヒロインにはモデルとなる人がいることがわかった。
    そういえば、舞の「I流」とか、お客の名前がイニシャルで出てきたりしていることが、気になってきだした。
    誰がモデルなのか、という興味というよりは、作品の中に入り込むには適当な名前でもつけてもらえた方がうれしかった。

  • 絵が華やかで、祇園のことがよくわかって面白かった。日舞は全く見たことないけど、これを読んで生の踊りを見たくなった。
    また、咲也の恋する気持ち、ドロドロした嫉妬もよく伝わってきた。人間模様がすごく面白い。

    ただ、一つだけ残念だったのは、主人公びいきが強すぎたこと。
    いづ美の自由恋愛や梅子の男性関係には否定的なのに、みんな咲也の不倫には甘すぎる。同じ不倫でも、彼氏を取られて結婚されたゆり香はまだ同情の余地があるけど、最初から既婚者として付き合った咲也は…周りがもっと反対してもいい、というかしてほしかった。
    というわけで★を1つ減らして★★★★。

    本題からはそれるけど、脇役のネーミングセンスに脱帽↓

    千平、豆持→煎餅、豆餅
    き津根、多奴貴→狐、狸
    小松太ちゃん→困ったちゃん
    衣蝶、正花→胃腸、消化

    よくこんなに思い付いたなあ…

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著者プロフィール

3月13日生まれ、札幌市出身の魚座。O型。1966年、「週刊少女フレンド」より『どろぼう天使』でデビュー。『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞を受賞。「源氏物語」を基に描いた『あさきゆめみし』は、少女漫画の枠を超えて高い評価を得ている。他に『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』『ベビーシッター・ギン!』『紅匂ふ』など人気作多数。

「2001年 『漫画文庫あさきゆめみし全7冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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