クイーンエメラルダス 2 (講談社漫画文庫)

松本零士

• 講談社 (2009年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[藤さんの感想 · 2012年2月24日]

ずーっと気になっていたトチローとエメラルダスの出会いのエピソードが載っていて感激。
あの滅多に笑わないエメラルダスがトチローの前では微笑みを浮かべることが多いのが可愛らしい。
トチローはエメラルダスに安らぎと情熱を与える存在だったんだなぁ。
トチローの設定が作品ごとに微妙に違っているから一概には言えないところもあるけど、９９９の世界でも深い愛情を持ち続けているし、こちらの話では旅を続ける理由はトチローを探しているためだし、エメラルダスは本当に一途な女性だと思う。
パラレルでもなんでもいいからもっとこの二人の話を読んでみたい。

著者プロフィール

１９３８年、福岡県生まれ。マンガ家。１９５３年に「蜜蜂の冒険」でマンガ家デビュー。以来、少女マンガ、動物マンガを経て、少年マンガ、戦場マンガ、ＳＦマンガなど多彩なジャンルの作品を発表する。いまも現役の日本を代表するマンガ家の一人。著者『男おいどん』『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道９９９』『宇宙海賊キャプテンハーロック』など多数。

「2018年 『零士のメカゾーン 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」