- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063708424
作品紹介・あらすじ
1億円の遺産相続の話をもちかけられて「雪稜山荘」にやってきた金田一少年。そこに同じく相続候補者の7人の男女が集まった。だが、雪に閉ざされた山荘の中で事件は起こった! 候補者のひとりが「冷凍死体」となって発見され、その後、密室から忽然と死体が消失! この怪奇な現象は伝説の「雪霊」の仕業?
感想・レビュー・書評
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最近の金田一の中でも、トリックが秀逸。
密室殺人のトリックというよりは、アリバイ作りのトリックに二重の仕掛けをしてあるのが、実に良い!
個人的には、絵柄もこの頃の方が好み。 -
【雪霊伝説殺人事件】収録。
真犯人に関しては、「簡単過ぎて温いわ!」思いましたが、そこは著者が一枚上手でした。「引っ掛け問題」を解いてるみたいで面白かったです。
密室トリックは比較的判り易かったです。実行するにはかなり面倒な作業なので、そこまでしてする必要性があったのか疑問でした。
ダイイング・メッセージは「100%殺される」を前提に残しているので、心理的に不自然な気がしました。
それなりに満足感は得られましたが、やや単純過ぎたかなと思いました。 -
やっぱり謎の仮面キャラは金田一少年の事件簿の華だよね
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雪山を舞台とした密室殺人。
人の業が感じられ、そして哀しさに彩られます。
ん、なぜかゲームの"かまいたちの夜"を思い出しました。
著者プロフィール
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