【小説】金田一少年の事件簿(文庫版) 幽霊客船殺人事件 (2) (講談社漫画文庫)
- 講談社 (2012年6月12日発売)


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- 本 ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063708462
作品紹介・あらすじ
感想・レビュー・書評
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漫画版の悲恋湖伝説殺人事件とリンクしている悲しい事件。作りかけの朝食と部屋から忽然と消えた船長が、読者には殺されているのが犯人のモノローグでわかるが、恐ろしげで大好きだった。何回読んでもホットミルクの伏線によく気づくなぁ、と感心する。この犯人では屈強な男2人の死体を海に投げ捨てるのは難しいと思うのだが、そこはやはりスルーされている。剣持警部のコンプラ的にアウトな事情聴取や、もっとアウトな携行品に時代を感じた。
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【幽霊客船殺人事件】収録。
舞台は航海中の客船。いわゆるクローズドサークルものです。
トリックは感心はしたものの、如何せん地味過ぎて読後の印象が薄いです。また、ナカムライチロウというあからさまに怪しい人物に対して、事件に関する嫌疑が殆ど掛からなかったのは首を傾げざるを得ません。
『読者に挑戦』が付いていますが、ミステリー好きの人にはあまり手応えがないと思います。
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著者プロフィール
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