金色のガッシュ!!(文庫版)(特装版) (16) (講談社漫画文庫)

  • 講談社 (2012年6月7日発売)
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本棚登録 : 67
感想 : 4
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  • 本 ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063708486

作品紹介・あらすじ

魔物100人の中からただひとりの「王」を決めるために、魔物と人間がコンビを組んで戦うファンタジー系バトル漫画。天才ゆえに疎まれ、他人との付き合いを避けてきた清麿(きよまろ)と、正義感の強い天真爛漫な魔物の子ガッシュが出会い、互いに影響し合いながら心身ともにたくましく成長をとげていく物語。また、それぞれのコンビを組む魔物と人間の絆や友情などの物語も描かれ、バトル譚だけではない“大切なもの”を読者の心に残してくれる好作品である。小さな子どもから大人まで、幅広い世代に読んで欲しい傑作漫画である


魔界の魔物達を滅ばそうと企むクリア・ノートとの戦いのため、ロッキー山脈へ向かうガッシュと仲間達。クリアの先制攻撃をティオ、ウマゴンの力だなんとか凌ぎ、決戦の地へ到着したガッシュは、ブラゴとの共闘でクリアを追い詰める! しかし、クリアは最強の術で完全体へ。その圧倒的な力の前に、絶体絶命の大ピンチに陥ったガッシュ達の運命は!? そして、魔界の王を決める戦いも、いよいよ決着の時へ―-激動の最終巻!!

感想・レビュー・書評

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  • バトルロイヤルものでありながら、皆で協力し、巨大な悪を打ち倒す漫画!

    見事、これ以上ないってくらいの大団円を迎えました。名作。

  • 私にとって、この作品、『金色のガッシュ』を読める事は、最大級、最上位、最高レベルの幸福である
    最早、私の拙い言葉で感想や批評を、ここに記す事すら作者に対して無礼な気がしてならない
    ただ、私は「最高だ!!」と叫ぶだけだ

  • 良い、物語でありました。素晴らしい作品だった。素晴らしい時間をありがとう!!
    最後は号泣しました。クリアとの戦い、ブラゴとの戦いからずっと、泣きっぱなしだった。良い終わりだった。素敵な終わりだった。だからさみしいです。そうだった、王を決める戦いが終わるという事は、別れが来るという事。忘れていました。これからずっと、楽しい時間が続くのだと。ガッシュとの別れは辛かった。辛かったです。いつか絶対、また会えるよね。皆会えるよね。ガッシュと清麿なら出来るよ。信じてます。信じてる。




    絵がまた少し変わったなぁと。最初に出てきたサンビームさんがイケメンになっててびっくりしました。こんな最後のクライマックスですら笑いを突っ込んでくるなんて(笑)大分笑ってしまった。そんな余裕は序盤だけで。完全体のクリアが強すぎてどう倒すんだろうと思いました。アンサートーカーでも答えがなくて。でももうこころは折れない。ガッシュが清麿を、そしてブラゴがシェリーを体を張って護った姿に泣きました。ブラゴは本当に良い男になった。でも立てなくなってどうなっちゃうの?と。思ってたら。とても王道だったけどその手があったか!と。王道だけど、だからこそ、泣きました。ガッシュだからだよね。これまでの戦いの中でずっと、相手を救って友達になってきたからだよね。皆でクリアを倒すんだよね。一人の力じゃない。一人で戦ってるんじゃない。その集大成。まさに金色。金色のガッシュ。ガッシュに相応しいクライマックスでした。
    ティオもウマゴンも本当によく頑張った。最後の最後まで。また明日って。信じて、託して。
    今までどんな敵も最終的には救ってきたので、そこがガッシュの良さだと思うので、クリアはどう救うのかと思ってたらなくて、あれ?となってたのですが最後に一応救済ありました。良かった。そうでないと。
    そして最後。やっぱりブラゴとガッシュなんですね。最初からいたブラゴと最後に。そうか戦わなきゃいけないのかって、どうしても戦わないといけないんだろうかって複雑な気持ちになったんですが、読んだら泣きました。良い戦いだったと思う。シェリーの想い、ブラゴの想い。清麿の想い、ガッシュの想い。戦う前のブラゴの台詞が良かったです。ブラゴが勝っても良い王様になるねっていう。本当に変わった。シェリーとの最後は大泣きしました。あのブラゴが。態度では判ってたけど最後の最後にきちんと伝えた言葉。すごく重みのある言葉でした。かっこいい男。
    クリアとの戦いの後、すぐに卒業式の話になったので、え?となったのですよ。余韻とかないのかなって。最後だからページ足りなくて駆け足なの?とか。そんな事は全然なかった。ありえなかった。どうして卒業式なんだろうって、どうして清麿はそこに重点を置いたんだろうって。保護者席で清麿を呼んで騒ぐガッシュをたしなめようとして、やめた時の清麿の表情にぐっときて、泣いて。中学卒業出来たのはガッシュのおかげだってその前に言ってた事とか、色んな事が詰まった万感の表情。だけどその部分しか描かれてなかったのですよ。そこからブラゴとの戦いの話になって、本当に最後だった。卒業式に清麿が込めた想い。意味。号泣しました。ぼろぼろ泣いて泣いて、これで別れなのかって止まらなくなって泣きまくって最後まで。本当に忘れてたんです。だって清麿の隣にはガッシュが、ガッシュの隣には清麿がいるのが当たり前すぎて。読み終わった後もしばらく止まりませんでした。今感想書きながらもぼろぼろ。哀しい別れじゃない、でもさみしい。また会える日を祈っています。

    画集とても良かったです!かっこいい絵、かわいい絵、ほのぼの癒される絵、見た事ない絵が沢山見られて。この絵良い!てのもあって、良かったです。全部に御本人のコメントもついてて面白かった。清麿は人気投票1回目以外ウマゴンに勝てなかったんですね!意外!個人的には大好きで1位かと思ってました。最後の絵は単行本最終巻の表紙絵なんですが、よく見ると2人とも涙の跡が…。そんなの、表紙だけで泣けてしまう。

    本当に、良い物語でした。

  • クリアとのラストバトルはまさにガッシュの集大成。ゲキ熱です。
    そして清麿の卒業式は涙なしには読めません。

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著者プロフィール

雷句誠(らいく・まこと)
岐阜県出身。『金色のガッシュ!!』で第48回小学館漫画賞少年部門受賞、『どうぶつの国』で第37回講談社漫画賞児童部門受賞。その他作品に『VECTOR BALL』などがある。

「2025年 『金色のガッシュ!! 2(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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