SAMURAI DEEPER KYO(文庫版) (9) (講談社漫画文庫)

上条明峰

• 講談社 (2013年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[『黒犬』の優樹さんの感想 · 2013年2月25日]

初登場時から、好きな（ちょっと気に喰わない点もあるにはあったんですが）キャラであるアキラが激闘を展開する回が収録されてます
ｖｓ歳世戦から、アキラをもっと好きになったんですよねぇ
彼女の信念の真っ直ぐさ、強さ、気高さをその身と魂で感じたからこそ、全力の技で撃破し、これまでの冷徹さが嘘だったかのような優しさで、彼女の『生』を肯定して微笑で見送る
痺れましたっっ
その一方で、歳世の『生き様』を愚弄した歳子に激昂し、自分の命も削る危険性もある技を繰り出し、無慈悲に斃す
やっぱり、この熱さと冷たさの両方を持ってるアキラが、私は一番に好きですね
もし叶うなら、もう一度、ＫＹＯの格闘ゲームを一新して発売して欲しいくらいなんですよねぇ

著者プロフィール

1999年に『SAMURAI DEEPER KYO』で「週刊少年マガジン」から連載デビュー。その後、『しろがねの鴉』『CODE:BREAKER』を連載。
2014年5月より「イブニング」にて『たんさんすいぶ』を連載。

「2018年 『小林少年と不逞の怪人（5）』 で使われていた紹介文から引用しています。」