ジパング(文庫版) (2) (講談社漫画文庫)

かわぐちかいじ

• 講談社 (2012年8月10日発売)

作品紹介・あらすじ

食料・燃料調達のため、墜落機から救助した帝国海軍少佐・草加拓海とともにシンガポールに向かった「みらい」副長・角松洋介。だが、彼らを不審に思った海軍通信参謀・津田が密かに網を張っており、同じ日本人の銃口が角松に突きつけられる。
そして「みらい」の資料室で太平洋戦史を知った草加は、歴史改変を口にした！
…やがて舞台は激戦の地・ガダルカナルへ。21世紀のイージス艦が負った「任務」とは!?

感想・レビュー・書評

[kitarouchanさんの感想 · 2012年9月2日]

専守防衛の立場での訓練でも、戦闘状態に陥ったら人に向かって武器を使用できるかもしれない。使用前の覚悟と使用後の衝撃はどれほどのものだろうか

著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード＆ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」