【小説】金田一少年の事件簿(文庫版) 電脳山荘殺人事件 (3) (講談社漫画文庫)

  • 講談社 (2012年9月12日発売)
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  • 本 ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063708875

作品紹介・あらすじ

 

感想・レビュー・書評

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  •  金田一少年のノベルスで一番面白い。この作品で初めて有名なこのトリックに出会い、小説の面白さに目覚めたと言っても過言ではない思い出の作品。今読んでもよく出来ている、と感心する。時代の流行ものを上手く取り入れた、この時にしか成立しないミステリー。ネット世界では理想の自分を演じる嘘臭さは今も変わっていないが、漫画っぽい登場人物と動機につながる人物造形のリアルさとのギャップが良い。ただ、いくらネット黎明期であっても、さすがに完全犯罪をやり遂げて犯人が逃げおおせることはできなかったかと思う。

  • 面白かったです。犯人についてはまんまとひっかかりました。
    ただ事件を解く金田一の心理描写が、漫画を読んで私が抱いていたイメージとは異なっており、そこだけあまり良い印象はなかったです。

  • 【電脳山荘殺人事件】収録。
    冬の雪山の山荘を舞台にした、半密室的状況下での連続殺人事件。ネタ自体は前例がありますが、なかなか魅力的に仕上げていると思います。特に『第五の謎』は秀逸です。
    相変わらずのご都合主義で突っ込みどころが沢山ありますが、終始サスペンスフルで楽しく読めました。

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著者プロフィール

代表作は『金田一少年の事件簿』シリーズ・『探偵学園Q』など。

「2023年 『ギフテッド(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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