【小説】金田一少年の事件簿(文庫版) 雷祭殺人事件 (6) (講談社漫画文庫)
- 講談社 (2013年2月8日発売)


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- 本 ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063709063
作品紹介・あらすじ
感想・レビュー・書評
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中編1編、短編2編から成る今までと毛色の違う6作目。小学生当時、シンプルなトリックながら真相に辿り着けず、悔しい思いをした記憶が。容疑者が少なすぎると犯人を当てずっぽうで当てるだけでは物足りない。表題作は悲しい事件だが、あんな結果になったからといって真実を明かさないのはどうなんだろう。挿絵がほとんど漫画の使い回しだった点がかなり残念。前作と出版社の気合いにギャップがあり過ぎる。
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【雷祭殺人事件】の中編と【共犯者X】【迷い込んできた悪魔】の短編を収録。
【雷祭殺人事件】は、幻想的な雰囲気と朝木時雨の儚さが印象的でした。
事件は『足跡なき殺人』もので『逆転の発想』を使ったトリックでしたが、シンプル過ぎたせいか簡単に見抜けてしまいました。
また、金田一が「謎はすべて解けた」と宣言した時点で全ての手掛かりが揃っていないので犯人当ては楽しめませんでした。
短編は全ての手掛かりを提示した上で『読者への挑戦』が挟まれていたので犯人当てを楽しむことが出来ました。
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著者プロフィール
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