【小説】金田一少年の事件簿(文庫版) 殺戮のディープブルー (7) (講談社漫画文庫)

  • 講談社
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (688ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063709087

作品紹介・あらすじ

 

感想・レビュー・書評

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  •  映画を前提に書かれたシリーズ上1番スケールの大きい作品。映画版、アニメ版、小説版すべて犯人が違うらしい。ボリュームの割にさらっと読めるが、分厚すぎるので変に1冊にこだわらず上下巻にしてほしかった。明智さんが単独捜査し過ぎてて笑う。テロリストを意のままに操り、イレギュラーな事態にも瞬時に対応、さらにアリバイトリックまで仕掛けてしまう頭の良い犯人だったが、そこまでできるなら1人でやった方が効率が良かったのに。子どもの頃に読んでいたら、ハラハラドキドキして堪らなかっただろうな。

  • 【殺戮のディープブルー】。アニメ映画を小説家した作品です。
    中盤まではアクション要素が強く、ダイ・ハードのようなノリです。終盤でようやく殺人が起こり本格らしくなってきます。
    物語の舞台や敵となる組織はかなり壮大ですが、それに引き換えトリックが小粒です。金田一少年の事件簿を読み慣れている読者なら他の事件の使い回しだと気づきますし、真犯人もすぐに勘づいてしまいます。その上レギュラーである明智警視や剣持警部との絡みが少ないのであまり楽しめませんでした。
    話の規模を膨らませ過ぎて失敗してしまった感が強い作品でした。

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著者プロフィール

代表作は『金田一少年の事件簿』シリーズ・『探偵学園Q』など。

「2023年 『ギフテッド(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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