- 本 ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784063709261
作品紹介・あらすじ
亡き夫・大海人(天武天皇)との夢であった藤原京を完成させ、遷都を果たした持統天皇。
だが、為すべき国家事業は山積していた。その性急ともいえる政策は周囲の反発を招く。
さらに後継者を、我が子・珂瑠皇子ではなく高市太政大臣に、と望む声が高まっていき…。
亡き夫・大海人(天武天皇)との夢であった藤原京を完成させ、遷都を果たした持統天皇。だが、為すべき国家事業は山積していた。その性急ともいえる政策は周囲の反発を招く。さらに後継者を、我が子・珂瑠皇子ではなく高市太政大臣に、と望む声が高まっていき…。
感想・レビュー・書評
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高市!!!
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前半の讃良の父上(中大兄)との対話が胸を締め付ける。彼女の覚悟の壮絶さ。
信念
阿への夢も辛い
覚悟が人格を作るのか?
勉強が人を作るのか?
策なのか?
面白すぎる -
ひさびさに続きを購入。豊橋往復の新幹線で読了。持統天皇の治世、ヒロイン讚良はすでに老境だが、子どもや孫の世代は讚良たちとおなじように愛別離苦に惑う。藤原史(不比等)にそろそろフォーカスがあたり、慎重で有能だった高市皇子の不慮の死によって、またしても跡目争いが起こりそうな…それにしても、水銀が不老長寿の妙薬と思われていたり、身だしなみのための白粉に体に障る鉛が含まれていたり…先に死んでいったものたちの怨みに怯えつつなお強い讚良だけれど老いとそういった体調がどういう変化をもたらすのか心配なり。
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高市皇子がまさかの。
重ね縺れる二人の皇女の想い。
自分が死ぬか、別の誰かが死ぬか。
不比等はどうもここでは好印象とは言えない人物に思えます。 -
第8巻では、皇女たちの恋模様が描かれるが、何とそのとばっちりで高市皇子が亡くなってしまう。あんなに天武天皇と持統天皇のために尽くしたのに、可哀そうだ。そういったら、登場人物がすべて悲劇的なのだけれど。
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2013.10.8
著者プロフィール
里中満智子の作品





