Q.E.D.-証明終了- (41) (マガジンKC)

  • 講談社
3.91
  • (18)
  • (26)
  • (18)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 261
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063713183

作品紹介・あらすじ

東欧の小国・バルキアでおきた3万人虐殺事件。弾圧を行った独裁者・スワミが逃亡先のベルギーで逮捕される。国際社会の信用回復のため、傷ついた国民の再生のため、スワミはバルキアが裁かなくてはならない! 身柄を当事国に取り戻すべく、バルキアの保佐人として起った燈馬。だが、欧州の意志を代表して対立するのは、天才児・榊森羅!1つの裁判を『Q.E.D.』『C.M.B.』で同時に描く、頭脳対決コラボ実現!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「バルキアの特使」C.M.B.とのコラボ作。先にC.M.B.の方を読んでいて疑問が残っていたところもありましたがすっきり解消、こちらはこちらの結末に納得。できれば記憶をまっさらにして今度はQ.E.D.の方を読みたいな(無理ですが)。中盤の法廷シーンは緊張感を持って読めたし、水原さん・七瀬さんの「基本全滅」はスカッとしたし(なんか見えてたし)、楽しかった。
    「カフの追憶」理詰めで隙がない話も好きですが、こういう切なさとか幸せとかを考えさせられる話もいいですね。燈馬くんは「大事にすべきその一瞬がいつだったのか」をちゃんと分かる子になったんだなーとしんみり。お話の作りがうまいなあ。

  • 今回も名作二本。そして再び「C.M.B.」とのコラボ。法廷闘争で闘う形を取りながら、それぞれに合った結末が用意されているところが秀逸。

    この作者の難しい理論や状況をシンプルに解説するテクニックにも感心する。

  • 夫の本棚にあったので許可を貰い読んでみたら面白い!
    長ったらしくもないので読みやすい。

  • コミック

  • 『バルキアの特使』

    『カフの追憶』

  • CMBとのコラボレーション作品。それぞれの立場で描かれているので、両作品ともに読んでいる私には面白かったです。「カフの追憶」は少しトリックがズルい気がしますが、意外性があって良かったです。

  • 番外編も出ている非常に興味深いマンガ。
    一冊に2つの話。謎解き。もぉ、止まりません。
    一気に読むのは止めましょう…
    未だに続き物です。

    1904年に出された『ポアンカレ予想』は2006年に証明された。
    これも驚きの事実だけど、そんな予想を出してたポレアンカ氏は一体どんな人だったんだ?

    30巻目の『犬の茶碗』はお見事。古典的にもきちんとしていて好きなお話です。

    燈馬くんの『数学は真実に近づく強力な武器だ』の一言はスゴイです。
    ある意味、今の私の中ではかなり強力なコメントですから。

    32巻の『マジック・マジック』で加奈ちゃん大活躍でこちらもニヤリ。
     『レッドファイル』ではブラック・ショールズ方程式について。この作品の中で燈馬くんのMIT時代友人としてフライヤ登場。
     誰でも持っている思惑は、感情ともリンクするので読めないのかなぁ。 金融って怖いわ…
    33巻で出てくる『パラドックス』は誰でも持っていると思っているので、これはこれでアリでしょう。
    34巻でアランがついに結婚。結婚するにあたって、慈善事業立ち上げちゃうのはすごいけど…。
    35巻の『クリスマス・プレゼント』、燈馬君には分かったのかな?
    36巻の『殺人事件』と『後継者選び』なんだけど、どっちの作品も切ないです。
     個人的に烏丸キャラが好きです~♪
    37巻、プロファイリングの話はTVイメージ先行なんだろうな((((((^_^;)
     燈馬君、相変らず冴えてます。
     後編のアニマ。日本のアニメの現状をもっと知って貰わないと…
     CGが闊歩する中、アニメや漫画って媒体はもっと貴重なんだって事を。
    38巻で話算が出て来ます。これ、非常に興味深いです。
    39巻に懐かしき『ボイジャー計画』が。マジ新聞スクラップしてた(^^;)
     今の子には当たり前の事が、当時は発見の連続だった。
     イオ教授の『失敗した計画は断じて実行してはいけない・・・』は真理。
    40巻は案外サラッといけたかな?トリックも案外易しかったし。
    41巻で森羅と国際司法裁判所にて対決となるが、ココでは燈馬君の勝ち。
     二本目が描き下しでとんぼ返りの年末の東アメリカへ。
     この話、かなり『間違いを認めない』という最近の日本の一部を見たような気がした。
     認めなければ、前に進む事なんて、何も出来ないのに。
     自分が誰だか判っていても、現在がいつなのか認識出来てない。
     こうならない様に、私も気をつけよう・・・

  • バルキアの特使…CMBとのコラボ。国際司法裁判所。
    カフの追憶…人は未来を知ることはできない。

  • 単純なのか、おくが深いのか。

  • 『バルキアの特使』、『カフの追憶』どちらもおもしろかった!
    特に『バルキアの特使』が。
    小国の革命の後、逃げてベルギーに逮捕された元大統領を自国での裁判に持ち込むために、協力を依頼されたトーマがなんと森羅と対決することになるC.M.Bとのコラボ企画。
    C.M.Bの方には森羅視点の話が載ってるそうなので、そっちも読みたいです。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1997年から「マガジンGREAT」で『Q.E.D.-証明終了-』を、並行して2005年から「月刊少年マガジン」で『C.M.B.森羅博物館の事件目録』を連載。2015年4月発売「マガジンR」1号より『Q.E.D. iff―証明終了―』連載開始。2009年、第33回講談社漫画賞少年部門を受賞。

「2023年 『ないない堂 ~タヌキ和尚の禍事帖~(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加藤元浩の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×