- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063713459
作品紹介・あらすじ
宮園かをりのたっての願いを受け、天才少年・有馬公生はコンクールの舞台に帰ってきた・・・。そしてそこには、かつてのライバルたちが待ち構える。大本命と目される相座武士は、圧巻のショパンを披露。井川絵見は力強い音色を奏で始める。「有馬公生を否定する」ために弾き続ける少女の旋律とは? そして長きブランクと音の聴こえぬハンデを背負う元天才少年の演奏は? 完結後の今もなお、各界からの絶賛の声が鳴り止まぬ、「音が聴こえる」音楽コミックの金字塔!
宮園かをりのたっての願いを受け、有馬公生はコンクールの舞台に帰ってきた――。そして、そこには成長したかつてのライバル達が待ち構える。大本命と噂される相座武士は、圧巻のショパンを披露。井川絵見は力強い音色を奏で始める。「有馬公生を否定する」ために弾きつづける少女の旋律とは? そして、ブランクと音の聴こえぬハンデを背負う元天才少年の演奏は?
感想・レビュー・書評
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ゾクゾクするぜ。
イキイキしてやがる。
ざわざわするよ。
全身に血が巡る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<I met the girl under full-bloomed cherry blossoms, and my fate has begun to change.>
装丁/朝倉健司 -
皆の過去が明らかになっていく
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背ラベル:726.1-ア-4
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強力なライバルが出てきても、敵は自分自身なんだな。
公生くんは辛いな。 -
あなたの想いは
あなたにしか産み出せないもの -
亡くなってなお母の呪縛が恐ろしい。
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主人公のライバルであると同時に、主人公に心を動かされた人たちの話が描かれます。
この巻も、ここだけ読むとアツいライバルの登場かと思いますが、後になって読み返すと、また違った風にも読めます。
自分の何気ない行動が人に何かを伝えて、また回り回って自分に返ってくるような。
余談ですが、比喩に花を使うところは情緒を感じていいなと思います。 -
初読。思春期・青年期におけるライバルの存在は、とても大きいものだという考えに同意。もっとも同士ではダメなのかと言われれば、そんなことは毛頭ないだろう。それに大人になっても、競争する相手がいることは自らのモチベーションたり得ると思う。何にせよ、目標に向かって仲間と共に進む姿は美しい。
ピアノを弾くことは、あの日から公生にとっての罰だった。愛していた者が、死してなお対象の心を縛りつける。
それはそうと、「作者がストーリーを構築したいがために、作者の意思をキャラクターに喋らせる」がところどころ前に出てくるようで、少し気にかかる。勿論物語はそういう面もあるのだろうが。ストーリーを読むスピードに影響はないので、気にかかる程度で。次巻も楽しみ。 -
コミック
著者プロフィール
新川直司の作品





