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- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784063713893
感想・レビュー・書評
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面白かった。続きが気になる〜。
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本気でやってるからこそ悔しいし楽しい。一番を目指す熱さを白球に乗せて投げ込む躍動感がこちらの心を鷲掴みにされる第二巻でした。
本気でやること。自分が傷つかないように生きる。確かに多くの人はそうやって生きているし、そんな生き方も別に悪くないかもしれない。しかし、本気で何かに立ち向かうからこそ届くものもこの世の中には確実にある。ましてや、作品内の彼らはまだ16~17歳の若者中の若者。届かないことを怖がってしまうのは充分自分も体験したことがあるからわかりますが、1分1秒でも本気でやったからこそ掴めるものもあるのがこの期間の面白いところです。主人公の片桐球児はバカで単純で一番を目指すことしか頭にない、ある意味感情移入のできない主人公ですが、ただ自分の仲間に本気でやってるやつがいるって嬉しくもあり、どこまでもやれる気がするんですよね。彼に引っ張られるようにもう一度一番を目指し始めた2年生勢。本気でやることがどんなものなのかを読者にしっかり見せつけて欲しいです。
新生羽が丘の初戦はまさかの聖峰と少年漫画のテンプレを踏んでいますが、勝敗と球児達メインキャラ以外の活躍をどう描くか。監督やコーチの問題、チーム作り、そこらへんの展開もこの先注目ですね。少年漫画はやっぱりこのワクワクを楽しむためにあるんだ!
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