- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063713909
作品紹介・あらすじ
未発表のルポ『巡礼』。舞台は1941年、ハノイの法廷から始まる、殺人の罪で死刑判決を待つ犯人に、除名嘆願の申し出が。しかもその嘆願は、被害者の夫からのものだった! 上海からハノイまで、1000キロを歩き通して駆けつけた、にっくき相手の裁きの場。愛する妻を奪われて、彼はなぜ慈愛の境地に至ったのか? そして、なぜルポ『巡礼』は発表されかったのか? 72年前の悲しい事件、その真相を探るため、燈馬と加奈がベトナムに飛ぶ!「
未発表のルポ『巡礼』。舞台は1941年、ハノイの法廷から始まる、殺人の罪で死刑判決を待つ犯人に助命嘆願の申し出が。しかもその嘆願は被害者の夫からだった! 上海からハノイまで、1000キロを歩きとおして駆けつけた憎き相手の裁きの場。愛する妻を奪われて何故、彼は慈愛の境地に至ったのか?そして何故『巡礼』は発表されなかったのか? 72年前の事件の真相を探るため、燈馬と加奈がハノイに飛ぶ!
感想・レビュー・書評
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全巻保有
オススメ短編③
「巡礼」
戦時中、妻を殺され、自殺未遂を図った外交官が、中国からハノイまでの道のりを歩いた上で、妻を殺した殺人犯の許しを乞う。何故?過去の文献や、証人達の証言から真相に迫る。
いろんな小説含めても10指に入る意外性のある結末だと思う。少年マンガにしては重すぎ。加藤先生には、ラノベ風キャラ小説ではなく、ガチなミステリ長編を是非書いて欲しい。
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コミック
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『失恋』★2
笑わせているか笑われているかで大違い。
『巡礼』★3
被害者遺族の心理を描いたお話。 -
難しい
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いつもながら良質なミステリ。
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前半の落語のはなしは小気味よく、また反省させられました。後半のものは最後のネタあかしにぞっとしました。
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毎回、丁寧に証明を考えながら読めて納得させてくれるシリーズです。
落語家さんの話では、とても大きなものをもらった気分
ベトナムの話では、人の思いの強さと愛情の深さからくる結末・・・証明に鳥肌がたちました。 -
落語家の話の幸せスイッチの話は、とても印象に残った。
探偵ものはやっぱりこれが1番好き。 -
盗難事件の『失恋』、殺人事件の『巡礼』の2編収録。
今巻は、ドラマの比重がとてもよく、しかも、グッと読ませるものでした。
46巻、ここに来て、更に一段階進化する感じです。
「妻を殺した犯人を、なぜ
夫は救ったのか?――驚きは、
答えが出た後やってくる!!」
この、本帯の煽り文章がまったく誇張ではなく、まさしくその通りであると納得するために、是非読んでいただきたい。
『失恋』に関しては、この終わり方は好きです。
ヒロシくんのあの顔は、出色の出来です。
グッときました。 -
1本目の落語の方では、ネタはすぐに分かるけれど、芸に関しての話が面白かった。
2本目の凌遅刑も、どういうことが起こったかは宛がついても、どう至るのかは、やっぱり面白かった。
よかった。
著者プロフィール
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