Q.E.D.-証明終了- (46) (マガジンKC)

  • 講談社
4.09
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本棚登録 : 195
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063713909

作品紹介・あらすじ

未発表のルポ『巡礼』。舞台は1941年、ハノイの法廷から始まる、殺人の罪で死刑判決を待つ犯人に、除名嘆願の申し出が。しかもその嘆願は、被害者の夫からのものだった! 上海からハノイまで、1000キロを歩き通して駆けつけた、にっくき相手の裁きの場。愛する妻を奪われて、彼はなぜ慈愛の境地に至ったのか? そして、なぜルポ『巡礼』は発表されかったのか? 72年前の悲しい事件、その真相を探るため、燈馬と加奈がベトナムに飛ぶ!「


未発表のルポ『巡礼』。舞台は1941年、ハノイの法廷から始まる、殺人の罪で死刑判決を待つ犯人に助命嘆願の申し出が。しかもその嘆願は被害者の夫からだった! 上海からハノイまで、1000キロを歩きとおして駆けつけた憎き相手の裁きの場。愛する妻を奪われて何故、彼は慈愛の境地に至ったのか?そして何故『巡礼』は発表されなかったのか? 72年前の事件の真相を探るため、燈馬と加奈がハノイに飛ぶ!

感想・レビュー・書評

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  • 全巻保有
    オススメ短編③
    「巡礼」
    戦時中、妻を殺され、自殺未遂を図った外交官が、中国からハノイまでの道のりを歩いた上で、妻を殺した殺人犯の許しを乞う。何故?過去の文献や、証人達の証言から真相に迫る。
    いろんな小説含めても10指に入る意外性のある結末だと思う。少年マンガにしては重すぎ。加藤先生には、ラノベ風キャラ小説ではなく、ガチなミステリ長編を是非書いて欲しい。

  • コミック

  • 『失恋』★2
    笑わせているか笑われているかで大違い。
    『巡礼』★3
    被害者遺族の心理を描いたお話。

  • 難しい

  • いつもながら良質なミステリ。

  • 前半の落語のはなしは小気味よく、また反省させられました。後半のものは最後のネタあかしにぞっとしました。

  • 毎回、丁寧に証明を考えながら読めて納得させてくれるシリーズです。
    落語家さんの話では、とても大きなものをもらった気分
    ベトナムの話では、人の思いの強さと愛情の深さからくる結末・・・証明に鳥肌がたちました。

  • 落語家の話の幸せスイッチの話は、とても印象に残った。
    探偵ものはやっぱりこれが1番好き。

  • 盗難事件の『失恋』、殺人事件の『巡礼』の2編収録。

    今巻は、ドラマの比重がとてもよく、しかも、グッと読ませるものでした。

    46巻、ここに来て、更に一段階進化する感じです。

    「妻を殺した犯人を、なぜ
     夫は救ったのか?――驚きは、
     答えが出た後やってくる!!」

    この、本帯の煽り文章がまったく誇張ではなく、まさしくその通りであると納得するために、是非読んでいただきたい。

    『失恋』に関しては、この終わり方は好きです。

    ヒロシくんのあの顔は、出色の出来です。

    グッときました。

  • 1本目の落語の方では、ネタはすぐに分かるけれど、芸に関しての話が面白かった。
    2本目の凌遅刑も、どういうことが起こったかは宛がついても、どう至るのかは、やっぱり面白かった。
    よかった。

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著者プロフィール

1997年から「マガジンGREAT」で『Q.E.D.-証明終了-』を、並行して2005年から「月刊少年マガジン」で『C.M.B.森羅博物館の事件目録』を連載。2015年4月発売「マガジンR」1号より『Q.E.D. iff―証明終了―』連載開始。2009年、第33回講談社漫画賞少年部門を受賞。

「2023年 『ないない堂 ~タヌキ和尚の禍事帖~(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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