【廉価版】賭博破戒録カイジ 地獄チンチロ 地下施設脱出編 (2) (講談社プラチナC)

  • 講談社 (2005年10月5日発売)
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  • 本 ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784063716306

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  • 極悪班長に鉄槌を!!
    45組(地下でも借金組に落ちたメンバー)に決起を促したカイジ。
    「(柿の種は)一人4個ずつだ……!
    ただしピーナツは一つずつ…!」
    貧窮生活に耐え続け、地下チンチロが開かれる嵐の夜を迎えた。

    掛け金の上限(2万ペリカ)を解除し、青天井の博奕に挑む。
    3戦目、班長に親番が回ってきたところで、カイジらは、カイジの手持ち5万2000プラス5人が9万1000ずつ、計50万7000張りという大勝負に出た!

    班長がシゴロ賽(123の目がないサイコロ)を使っていることに気づいたカイジは、回っている賽を押さえ、衆目の中でイカサマを暴露!
    3カ月の時間をかけて班長の敵愾心を煽ってきたカイジの大勝利だ。

    やり直しを主張する班長に対し、カイジは、自分たちも特殊賽を仲間うちで回して使ってよいという言質を取った。
    そして、ポケットから6面全部ピン(1)の賽を出し、ピンゾロ5倍づけで天誅を下す。
    班長の支払いは253万5000になった。

    「そう……
    やめるんだ………?
    一度……
    負けたくらいで………!」
    さらに、親は2回続けなければならないというルールがあるため、カイジらはもう1度全部のペリカを張り、合計1825万2000ペリカという目の眩むような大勝に成功した!
    「気にすることはないっ……
    存分に(特殊賽を)使ってくれ…!
    オレたちも
    使うんだから…
    似たようなものを…」
    カイジが積み重ねてきた論理(ロジック)、「理」がすばらしいと思った。

    帝愛グループのナンバー2・黒崎から外出する許可を得たカイジ。
    外に出てギャンブルで1000万の借金を返済し、自由を獲得することを目論む。
    そううまくいくだろうか?

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著者プロフィール

1980年、『よろしく純情大将』でデビュー。代表作は『賭博黙示録カイジ』、『天』、『銀と金』、『最強伝説 黒沢』、『賭博覇王伝 零』など多数。現在、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『アカギ』を連載中。

「2012年 『賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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