- 本 ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063720150
作品紹介・あらすじ
不思議コメディ!
霊感体質の持ち主、四月一日君尋(ワタヌキキミヒロ)はある日、吸い寄せられるように一軒の家に…。そこは、市原侑子(イチハラユウコ)という名の妖しい女性が主人をつとめる店で、どんな願いも、見合った対価をはらえばかなえるという。そこで働かざるを得なくなった君尋は、今日もコキ使われて…!?
感想・レビュー・書評
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アニメで妙にはまった「×××HOLiC」
なので、コミックの大人買いです。いやあ、大人っていいっすねww
っても、今は12巻まで出てて、もうすぐ13巻もでるそうなんだけど、事情で10巻まで。…師匠Tに「5巻ぐらいまでにして様子みたほうがいいよ」といわれたもんで…。って、それなのに10巻まで買ってるって意味ねぇじゃんと、とセルフつっこみww
どうやら基本的に、尋常でないものが見える、とか、感じる、っていう設定が好きみたい、私。
このパターンで「百鬼夜行抄」にもはまったし。
で「百鬼夜行抄」の律も、「×××HOLiC」の四月一日(わたぬき)もアヤカシが見えるだけで、それを払うとかなんとかするという能力がまったくない。
でも、律はおじいさんがずっと守ってきたし、今も青嵐がそばにいる。が、ワタヌキにはなにもない。が、必然によって侑子さんの店に入り、そこで働くことになる。
つまりは、これはワタヌキの成長の物語なのだ。
そして、彼を変えていくのは、人との係わり合い。
「×××HOLiC」のもっているメッセージ性は、とてもシンプルで、普遍的だ。
なので、ふいの一言に胸をえぐられる。
にしても、なんだかんだと食い物のシーンが多いです。
でも、食べるってことは生きてるってことで、食べることに前向きってことは、前向きに生きてることにつながるんだと思う。
うん、こういうところにもメッセージ性が生きてる、のかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
▷あの店はね。これから起こるコトの為に構えたものなの。だから四月一日が来た(p.50)▷招待状猫にもらった鬼灯は/四月一日が夜中に爪を切ったなら/四月一日が懐いた女性はかなげに/神様を創ると言った侑子さん/百目鬼は選んで射抜く破魔の矢で/満月の夜だけ会える影の鳥。
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百鬼夜行
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第6巻
バイト先で、猫のアヤカシから、鬼火をもらう。
その鬼火を持つことで、別の世界で、百鬼夜行に参加することに
なるのだが・・・。
4月一日(ワタヌキ)は、侑子への依頼のため、
その対価としてバイトをさせられているが、
本当のところは、別の理由でバイトさせてるのでは!? -
世界観がすごく好き。
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KCDX
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今回は、化け猫から手渡された「鬼灯」(ホオズキ)を持って、四月一日と百目鬼が人外たちの集う百鬼夜行に参加する話や、四月一日が子どもを失った寂しさを抱える女性の幽霊と繰り返し公園で待ち合わせをする話などが収められています。
ストーリー全体の動きは少ないのですが、本作の魅力が味わえる佳品そろいといった印象です。
CLAMPの作品





