天才柳沢教授タマとの生活 完全版 (KCデラックス)

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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063723021

感想・レビュー・書評

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  • 「タマ」だけに、猫好きにはたまらない1冊です!
    ↑ この一行だけで、娘に「・・・・・・」と冷たい視線を送られそうですが。。。

    サインペンでちょちょちょい♪ と落書きしたような、表紙のタマの絵にも
    巻頭のカラーページで堂々と公開される(?!)タマのトイレシーンにも
    この本に次々に登場する、タマ以外のけっして可愛いとは言えない面構えの猫たちにも
    とにかく至るところに溢れる、猫への愛♪

    顔見知りの猫とも、「つかず離れずの友人として仲良くやっていきたいものだ」と
    しっかり距離をとり、冷静に構えているつもりの柳沢教授。

    そんな自覚とは裏腹に、生ゴミ漁りに困って追い払った野良猫が
    痩せていくのを見るに見かねて、アジの開き4枚セットから
    1枚分の95円をきっちり奥さんに支払って、お皿にのっけて提供したり、
    子猫とはぐれた母猫のために、スリッパのまま外に飛び出して子猫を捜しまわったり。
    猫たちも可愛いけれど、猫に翻弄される柳沢教授も可愛すぎます♪

    目が腫れ上がり、鼻水まみれだったタマの子猫時代から
    (やっとぱっちり開眼したときの、愛らしいことったら!)
    最後の1コマ以外、ぜんぶタマ目線で描かれた『教授を見上げて』、
    タマのごはんを奪い取る、不敵な面構えの猫をじっくり観察したあげく
    「彼は決して人に飼われない永遠の野生児なのだ」と深く納得する
    教授の結論を気持ちよく覆すラストページまで
    とにかく楽しくて、うれしくて、
    この世に猫がいることが幸せでたまらなくなる『タマとの生活』なのでした。

    • まろんさん
      nyancomaruさん☆

      普通だったら中盤に持ってきそうなあのお話を
      よりによってラストに収めてしまうあのセンスが素敵ですよね♪
      膝で眠...
      nyancomaruさん☆

      普通だったら中盤に持ってきそうなあのお話を
      よりによってラストに収めてしまうあのセンスが素敵ですよね♪
      膝で眠るタマを起こさないように、愛する本にも手を伸ばせず
      書斎の椅子で固まっている教授が我が身に重なって、笑ってしまいました。
      2013/02/14
    • jyunko6822さん
      柳沢教授、大好きで私もコレ持ってます!
      っていうか、同じだと思ってなくて文庫まで買っちゃったんです。
      2冊あってもいいですよね。
      ニヤ...
      柳沢教授、大好きで私もコレ持ってます!
      っていうか、同じだと思ってなくて文庫まで買っちゃったんです。
      2冊あってもいいですよね。
      ニヤリ顔憎らしいけどキュンとします。
      2013/02/16
    • まろんさん
      jyunkoさん☆

      もちろんもちろん!2冊あれば、よろこびも2倍になるというものです♪
      タマはもちろん、ちょこっと出てくるだけの野良猫もほ...
      jyunkoさん☆

      もちろんもちろん!2冊あれば、よろこびも2倍になるというものです♪
      タマはもちろん、ちょこっと出てくるだけの野良猫もほんとに魅力的で
      山下和美さんって、ほんとに猫にゾッコンなんだなぁ、と思います。
      昨日読んだ『猫本』というのに、山下さんの飼い猫ジジの写真が
      「犬くさい猫です」とのコメントとともに載っていて見入ってしまいました♪
      2013/02/16
  • 猫好きにはたまらん1冊。家宝にしよ~(笑)

  • 猫に優しい。

  • 柳沢教授のタマとの話をまとめた一冊。タマとの生活はもちろん奥さんと教授の力関係が垣間見えて面白かった。柳沢教授と生活するにはこれくらいの大らかさと大雑把さがないとダメだよな~

  • 懐かしの天才柳沢教授。ドラマもっかい見たくなった。

  • 【ネコ】

  • うちのダンナは柳沢教授と自分がダブるらしく、かなり喜んで読んでました。

  • 柳沢教授の漫画に出てくる猫に関するエピソードを集めた本.これを読んでいて,無性に猫が飼いたくなったのは言うまでもない.ただ,動物アレルギーなので,飼うことはかなわないけれど・・・.

  • 「天才柳沢教授」シリーズに、猫の話もあると知って、読んでみました。
    相変わらず淡々とした暮らしを送っている教授。
    猫が来ようと、特に変わらぬ暮らしぶりです。
    ただ、ひもじそうな野良猫のために、冷蔵庫のアジ4枚入りパックから1枚とり出し、(1枚分のお金を妻に渡して)食べさせるなど、時に教授らしい細かな愛情表現をしています。

    猫は、あまり構わない人のところにまとわりつくという通り、家族の中でもなぜか教授のところにいりびたる飼い猫。
    振り回されながらも淡々と受け入れて、冬には猫を毛布にくるんで自分が風邪をひいたりする教授。
    いかにも彼らしいです。

    教授はその辺りを誰にも話していませんが、奥さんはすべてわかっている様子。
    教授同様、野良猫たちにも気を配っているという優しさがあり、見えない夫婦タッグが組まれているようです。

    猫もの作品にありがちな、猫への溺愛ぶりが描かれたものではありません。
    猫を美化していません。猫は、カワイイだけでなく、面倒で、ブサイクで、手がかかるもので、まったく大変だけれど、愛すべき存在だ、と教えてくれます。
    そこにあるのは、さりげなくも暖かな、猫との暮らしでした。

  • ネコの居る暮らしが、上手に描かれていて、楽しい作品。

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著者プロフィール

1980年「週刊マーガレット」からデビュー。主に少女マンガ誌を中心に活躍していたが、『天才 柳沢教授の生活』で「モーニング」に不定期連載を開始。以降、『不思議な少年』など話題作を発表し、女性、男性問わず幅広い人気を得る。現在、「モーニング」にて『ランド』を月イチ連載中。

「2018年 『杉原千畝 命のビザ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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