伝説のサスペンス&ホラー ~ベスト・オブ・恐怖傑作選~ 骨の章 (KCDX)

  • 講談社 (2007年8月1日発売)
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感想 : 1
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784063723298

感想・レビュー・書評

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  • ホラー漫画アンソロジー。
    涼を求めて方向性を間違え(トホホ)《血の章》を読んでしまったので、
    毒を食らわば……とて《骨の章》も。
    有田景「幸せ占い館」が、ある意味、一番怖かった。
    ストーリーとかどうでもいいや(失礼☆)ヘタウマというべきか、歪んだ絵に狂気を感じた。
    凄いインパクト。
    少女マンガ版・徳南晴一郎かと思った(違うか)
    一番よかったのは川口まどか「死と彼女とぼく~心の行方」。
    浮遊霊の姿を見、声を聞いてしまうため、
    常人の何倍もの苦しみを背負わなければならない少女・ゆかりと、
    唯一彼女の苦悩を察知する少年・優作を描いたシリーズ中の1エピソード。
    「心の行方」は二人の回想で、ゆかり中2の砌、
    妖怪で言うところの「サトリ」のような、読心能力を持った不成仏霊との触れ合い。
    怖いというより切ない話で、これは思いがけない掘り出し物だった。

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