賭博覇王伝 零(1) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063723953

作品紹介・あらすじ

義賊として世間を騒がせた天才少年・零! 彼とその仲間は、大富豪・在全が建設中のギャンブルと遊園地の融合施設「ドリームキングダム」に呼ばれる。在全が全財産を賭けて参加するギャンブルの代打ち、すなわち王を求めているため、零や他の者たちが集められたのだった。王を目指して、園内のギャンブルに挑戦する零だが、そこは生命を、精神を、肉体を賭ける究極のギャンブルばかりだった‥‥!!

義賊として世間を騒がせた少年・零。それをきっかけに、大富豪・在全に“王への試験”に招かれる。そこで目にしたものは、巨額の現金と命懸けのゲーム‥。勝利か、死か!?  頭脳と運を駆使して、壮大なギャンブルが今、始まる!!

感想・レビュー・書評

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  • 『カイジ』とは異なる主人公『零』

    『カイジ』シリーズの作者、福本伸行が高IQを持った『零』を主人公に据えて新たな賭博シリーズを描き出す。

    非生産的で自堕落な青年を主人公にしたカイジとは違い、高いIQを持った天才的でどこか謎めいた零。
    主人公の特徴でカイジとの差異を出している。 基本的な流れは賭博ゲームに挑戦。時に金銭、時に命を賭けていく。


    この作品について
    『カイジ』シリーズも完結していない中、青年誌から少年誌にベースを移して『零』の連載が始まったのには少々驚きました。
    福本作品には反発したい気持ちもありながら、何だかんだハマっている私。読まないわけにはいかず…。

     少年誌になってもキャラクターのアゴと鼻が…。やっぱり何も変わらないのか。と思いきや≪目≫が!?この場合≪瞳≫でしょうか。

    何かキラキラしてる。輝いている。これが少年誌の輝きだと言わんばかり。
    福本先生…何か心境の変化でもあったのか…心配です。

    閑話休題、内容について、カイジと基本的には似た流れ。次から次にゲームに挑戦していく。

     新たな試みと言うべきか、少年誌の宿命と言うべきか。
    カイジと違ってライバルキャラクターが存在する事。
     これは大きな特徴ではないかと考えられます。カイジにもライバルのようなキャラクターが存在しないでもないですが、ライバルと見える表現を形にしています。
    その他のキャラクターにも含みを持たせている為、活躍が期待できるはず。

    先に挙げた点だけ見ると少年誌に移したメリットが伺えますが、デメリットも大きく響いている印象。

    青年誌でならできる表現も少年誌になると抑えられてしまう点。
    過激な表現が減ったのはそういう意味合いが強いのだろう。と推測できます。

    どちらも良し悪しでしょうけど、こちらも中々悪くはないと思います。個人的にはオススメ!
    ただ、カイジの方がどちらかというと推し。

  • 福本さんの少年誌版て感じ。主人公最強系。

  • 次が早く読みたい

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    莉雁ケエ譛?蠕後°繧?逡ェ逶ョ縺ォ隱ュ繧薙□譛ャ縺後%繧後↓縺ェ繧九→縺ッwww

  • 『ゼロ 一獲千金ゲーム』
    日本テレビ/毎週日曜放送
    2018年7月15日から

  • カイジに登場する人物より、金への欲求が少ないせいか、ギャンブル性もマイルドに感じる。

    どんなギャンブルが待ち受けているのか楽しみ。

  • 勝負の戦略がめちゃめちゃワクワクする漫画

  • この人の描くマンガの主人公にしてはちょっと毛色が違うなと思った。
    この人の描く主人公は大体、ダークで裏ぶれた雰囲気だけど、このマンガの主人公、零は爽やかで頭の切れるスマートなイメージの青年。
    その微笑はまるで天使・・・。

    ネットの自殺サイトで仲間を集め、自殺を図っていた青年たちを助けた零は彼らと協力しヤクザを出し抜く。
    振り込め詐欺の被害金を被害者に返金した彼ら。
    「義賊現れる!」
    とニュースになるも、欲をかいた仲間たちはヤクザに捕まり、零もピンチに・・・。
    そこに現れたのが日本一の資産家、在全というじいさん。
    じいさんは1人10円で零たちをヤクザから買い、買われた零たちは命を賭けた数々のギャンブルに挑戦する事となる。

    最初のギャンブルは賽の目を当てるゲーム。
    1から6までの数字が入った6つのサークル。
    それぞれサイコロの目がくると思う数字のサークルに入る。
    しかし、ハズレのサークルに入った者は上から落ちてくる鉄球に押しつぶされる。
    今回はサービスで外れたとしてもサークルに入った時点でその勇気に免じて本会場への入場を許すと言うが・・・。

    これもまた、いつもの如く「なるほどね~」というものだった。
    そして後で、ヤクザの言った
    「これってギャンブルではよくある状況じゃねぇか・・・!
    限界まで張れないビビリ・・・!
    チップを残してしまう・・・!
    勝負への直感と心中できない・・・!」
    「万が一を考えると・・・やっぱり恐ろしくて動けない!
    今回のこれは・・・そんな場面で正しく動ける・・・勝負度胸・・・!
    それを試している・・・!」
    その言葉が効いた。

    この命をかけたゲームでいち早くサークルに入った少年は何者なのか・・・。

  • 全巻
    福本作品らしいけど、少し毒と勢いが足らない感じ。

  • 1~8全巻 2012/03/22 読破
    新シリーズに続く

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著者プロフィール

1980年、『よろしく純情大将』でデビュー。代表作は『賭博黙示録カイジ』、『天』、『銀と金』、『最強伝説 黒沢』、『賭博覇王伝 零』など多数。現在、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『アカギ』を連載中。

「2012年 『賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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