- 本 ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063724295
作品紹介・あらすじ
森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから次第にピアノに魅かれていく……!!
その森にはボロボロに壊れ、音も出なくなったピアノが捨ててあった。度胸試しにも使われる通称「オバケピアノ」は、夜になるとポロ~ンとひとりでに鳴るという。その「オバケ」の正体……音が出ないはずのそのピアノを鳴らせる、ただ一人の少年……その名は、一ノ瀬海(カイ)!!
感想・レビュー・書評
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小学生〜中学生の頃に熱中して読みました。
一ノ瀬海の「そんなの一回聴いたらわかる(弾ける)」という言葉に、耳コピが遊びだった私はジェラシーを抱いていました。
甲乙つけ難い世界です芸術は。 -
1〜16巻まで読了。『森の端』という歓楽街に住み、森の中に捨てられたピアノと共に育った父親のいない小学生・一ノ瀬海(カイ)と、カイのいる田舎に転校してきた世界的なピアニストを父に持つ小学生・雨宮修平の二人の成長を描いたストーリーで、聴こえないハズの音が聴こえてくるマンガです。それにしても作者は子供を描くのが抜群に上手いですよね。それぞれのキャラが見事に確立しているのでついつい感情移入してしまいます。ほのぼのとした暖かさと、神秘的な世界観を持った傑作です。上戸彩が声優を務めたアニメ映画も素晴らしい出来!
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森のはた、という被差別地域に生まれた少年、カイ。
森の中に捨てられてあったグランドピアノが天才ピアニスト一之瀬カイを育てていた。 -
凄く大好きな作品
夢中で全巻集めて、勝手に読んだ家族もみんなハマっていました
コンクールの様子や登場人物の感情がとてもリアルで惹き込まれます。
育った環境も全く異なる2人が、ライバルとして意識しながらも、お互いに助け合い、それぞれの場所で努力し成長していくストーリーです。
何度読み返しても楽しめる作品です。 -
☆5.0
全26巻
凄く好きな作品。
後から振り返れば、ちょっと主人公に都合がいいなみたいなとこはあるんだけどね。
最後の審査のところとか。
でも、読んでる最中はカイのことを凄く応援してるしどんどん盛り上がっていくから、これくらいのほうがスッキリするし嬉しいしストレス無く楽しめて感動した。
アニメも凄く良かったんだよなー。
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音楽系の漫画を読み始めて出会いました。
見事に引き込まれました。先を読みたくて仕方ありません。面白い。
森のピアノと普通のピアノの違いやこれからの先生との絡みなど知りたいことが盛りだくさんです。 -
とってつけたような描写に違和感を抱くところもあれど、一片のシーンが凄く綺麗で爽やかな読後感を残すところもある。ピアノと森、こんな魅力的な組み合わせがあるだろうか。
著者プロフィール
一色まことの作品





