常務 島耕作(1) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063724554

感想・レビュー・書評

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  • 中国市場での反日感情への対処、ライバル心を燃やす八木の動きも気になります。

  • 常務取締役となった島耕作、さらに中国に足を踏み入れて行くという感じだ。今までより、かなり忙しい身分になったようで、食事の暇もないようだ。ただ、マンション前の中華料理屋が今後のキーになるような気がする。
    上海初芝は結構ヤバイ状況になるのでは。
    ところで、島常務の後任として上海の董事長となった八木だが、顔まで下品になってしまっていないか。今後はライバルというより、以前の今野のようになりそうな感じだが...。今後の展開が見ものだ。

  • 常務 島耕作 全巻セット(1-6巻)で12.00

  • 2015.9.27-27

  • 「一歩先を読む 島耕作」とかかれている・・

    島耕作は、いつの間にか中国担当の常務になっていた・・
    えらい出世である・・・

    そして彼の部下に、二つの典型的な董事長が登場する・・・
    上海の董事長は、語学が堪能で、
    アメリカの合理主義を取り入れ、
    営業に徹底した成果主義を導入する。
    また、中国人を総経理にする・・・
    それで、業績は急激な上がるが・・・。
    しかし、「中国は嫌いだ」と平気で言う。

    北京の董事長は、一生懸命語学を勉強して、
    職員と一緒に昼食をとるように努力する。
    しかし、政府のお偉いさん達には、贈り物もせず、
    政治的な発言も、歯に衣を着せないかたちで、発言する。

    このような典型的な董事長を描き出すことが、
    結構おもしろい・・・
    そして、反日感情の中で、
    店は破壊されたり、職員からのストライキなどが起こる・・・

    まだ、中国には、労使間のルールがなかなかできていない。
    少なくとも、成熟していないと言うべきだろう
    そういう矛盾の中で・・島耕作は行動する・・

    島耕作は、会社に抗議する職員集会で・・・
    タマゴをぶつけられながら言う・・・

    「日本を好きになれないなら
     それでもかまいません。
    それは、個人の自由ですから・・・

     しかし、自分たちが一生懸命作っている製品を
     愛せなくてどうするんですか?
     自分たちが所属する会社を
     愛せなくてどうするんですか?

     どうか 初芝を愛してください。
     そして、いい製品を作って、
     中国の人々に喜んでもらって、
     その会社から給料をもらって、
     自分たちの生活を向上させてください。」

    という・・・
    これで、職員達は、納得するのだが・・・
    確かに、日本人が納得する論理ではあるが・・・
    中国人は、これで納得するのだろうか?
     
    どうも、日本人的な視点な感じがしてならない。
    北京と上海のふたりの董事長が・・・
    どうなっていくのか楽しみだ・・・

    一歩先を読む島耕作・・・どう展開するか?

  • 島耕作シリーズの常務編。
    ビジネス&経済書としての解説が増え、
    人間ドラマがやや薄いかも。
    あれだけお盛んだった島耕作も
    そろそろ年で、そういういい感じに
    ならなくなってきたなあ~という気がする。

  • 「八風の湯」まんが処にて読む。初芝電産常務取締役・島耕作。以前好きで読んでいた島耕作シリーズ、常務になってもかっこいですね。常務になり、中国全土の責任者として日本と中国を行き来します。

  • なんかもう、漫画で読む中国とインドの海外ビジネスレポートみたいな感じです。それはそれで面白く読めます。

  • 全巻読了
    相変わらずの島耕作。

  • 少しネタ切れ感あり。

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著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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