バガボンド(22)(モーニングKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1313
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063724974

作品紹介・あらすじ

「強い」とはどういうことか……。
六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作!


感想・レビュー・書評

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  • 宮本武蔵が更に強くなった。。

  • 『バガボンド 22巻』を友人に借りて読みました。

    もともと、私が読み始めたのですが、嫁さんも大ファンになってしまい、二人で読んだのですが、相変わらずグイグイっと惹き付けられる魅力があり、あっという間に読んでしもーた。

    実は刃物がむっちゃ苦手で"切る(斬る)"とか"刺す"というシーンは、映画でもテレビでもマンガでも直視できないんだけど、この物語は、そんな状態でも読みたくなるんですよね。

    武蔵だけでなく、ライバルとなる登場人物の"生き様"に何かを感じるんだと思う。

    武蔵のような危ない生活を日々続けるほどのタフな精神力は持ち合わせていないし、斬ったり斬られたりという生活を送りたいとは思わないけど、男としてどこか憧れるところがあるのは事実ですねぇ。

    次巻が待ち遠しいですね。


  • 清十郎のご遺体の描写
    ものすごい説得力です。。
    無数の古い刀傷のくだりも、胸に迫りました。
    好きなキャラクターだった。。

  • モーニングKC

  • 吉岡清十郎が武蔵に敗れたという報せによって、吉岡一門は混乱をきたすことになります。伝七郎の心は乱れ、そんな彼の姿を見かねた門下生たちは、武蔵の寝首を掻こうと動き始めます。

    そして、策動を開始した吉岡一門が、かつて吉岡家の屋敷に火を放って逃げ出し、現在は佐々木小次郎の名を騙って暮らしている本位田又八と鉢合わせをすることになります。

    いよいよ武蔵と小次郎のファースト・コンタクトの時が近づいてきたようで、しだいに物語の緊張感が増してきました。

  • 武蔵は勝ってなお「いまここ」ではない場所を目指す。物語にアクセントを加える又八に小次郎が化学反応目前。

  • 武蔵と吉岡清十郎との戦いが終わり、
    清十郎の遺体を前にした伝七郎が
    思わず手で断面を塞ぐようにするシーンに思わず涙しました。


    孤独に一人で生きる武蔵と正反対に、
    父の名、流派、一門全てを背負って戦いに挑む伝七郎。


    背負うものが余りに大きい吉岡一門としては、
    先に武蔵を倒そうとした兄清十郎も、
    武蔵と伝七郎を戦わせたくない弟子たちも
    なんら間違いのない当然の行動だとも思います。


    一方の武蔵は穏やかに、たまたま出会った本阿弥光悦の家で
    試合の日までを過ごします。
    そして離れには小次郎が世話になっているという状況。


    清十郎を倒したのに嬉しいと思えない武蔵。
    武蔵はひたすら強さを追い求めただけなのですが
    吉岡一門との戦いはもう引き返せないところまで来てしまっています。




    伝七郎は剣客として弱い訳ではないのですが、
    命のやり取りをする、勝つ為にはどんな手でも使う
    といった考えや覚悟がなく、
    試合前の最後とも言える武蔵を倒す機会を逃すことになります。
    正しさとはなんなのか、考えさせられました。

  • 戦いにインパクトあって良いなぁ・・・!構図もカッコイイ!それにやっぱり強い主人公って読んでいて気持ちが良いし、強いんだけども武蔵の達観してなくて人間臭い感じすごく好き!

  • 強くなればなるほど修羅の道。
    もともと、そこから抜け出るためのものだったのでは?

    では、なぜ、そうまでして強さを求めるのか?
    「強さ」とは、いったいなんなのか?

    いっぱい、疑問文の感想が出てくる作品です。

  • 「そうか若、あなたは伝七郎さんが武蔵と闘えば勝てないと思って、その前に誰にも知られずに武蔵を葬り去ろうとなされたのか。初めて見た若の御遺体に刻まれたいくつもの古い刀傷。あなたはひょっとして何度もそうやって伝を守ってこられたのではありますまいか。」清十郎かっこよすぎる。男だ。

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著者プロフィール

1967年生まれ、鹿児島県出身。北条司氏のアシスタントを経て、1988年『楓パープル』でデビュー。 90年から連載を開始した『SLAM DUNK』は累計1億部を超える大ヒットとなった。98年より「モーニング」にて宮本武蔵を描いた『バガボンド』を大人気連載中!! 車椅子バスケを描いた『リアル』は「ヤングジャンプ」にて不定期連載中。

「2014年 『バガボンド(37)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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