イカロスの山 2 (モーニングKC)

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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063725247

感想・レビュー・書評

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  • ふり返るとそれまでの労苦が距離と高さで分かるんだ。

  • イカロスの山(2)では、人間の“死”を考えさせられる。「友情と死」、ありきたりな感じだけど、山で起こるとちょっと違うんだなー・・・。もう、辞められない!

  • 井上靖の「氷壁」の読後感に似ている。
    三角関係の設定とかこの巻では穂高連峰が舞台であることなど、類似点が多いせいもあるのだが、ドラマの筋書きよりも『生と死』を考えさせられるところにこのマンガのマンガらしからぬところがある。
    なぜ山好きな人が山に登るのか。
    私も登山が大好きなのだが、単純なことにも関わらず人にこれほど説明するのが難しいものもない。
    ただ、一言残すならば
    死ぬために登るわけじゃない。
    本当に、生きている実感を味わうために
    そして生きて帰ってくるために
    山へ行くのだ。
    そういう曖昧な山登りの欲望をこの作品はしっかり描いていて、面白い。

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著者プロフィール

6月30日生まれ かに座
1983年「背負子と足音」で週刊少年マガジンにデビュー。代表作に「フィフティーン・ラブ」「涙のバレーボール」「オフサイド」「Jドリーム」「イカロスの山」等、多数。

「2009年 『中澤佑二物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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