神の雫(7) (モーニング KC)

  • 講談社
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本棚登録 : 319
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063725438

作品紹介・あらすじ

2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。


太陽ビールワイン事業部は、大手スーパー新規出店の際の、ワイン品揃えのプロデュースを任されることになった。しかし、その窓口である高杉部長は高級ワインだけを集めてくれと依頼してくる。「ワインはもっと気軽に楽しむものなんじゃないか」雫は高杉を説得するために、五大シャトーを凌駕する格下ワインを見つける事を約束する。しかし、それは砂漠から一粒のダイヤを見つけるような難解な作業でもあった。

感想・レビュー・書評

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  • 五大シャトーに匹敵するような格下のワインをさがすも窮地に立たされた雫は、一青を直接訪問し、彼からヒントを引き出そうとします。一青は、雫の要求にこたえますが、その一方で一青も、自分に欠けているものがなんであったのかを悟ることになります。

    その後、藤枝のこれまでの歩みとかつて愛しあった女性との再会をめぐるエピソードをはさんで、いよいよ「第二の使徒」をめぐる雫と一青との戦いの幕が切って落とされることになります。

  • 借りたもの。
    みやびちゃんを悩ませたワイン事件完結編。
    ワインがネーム・バリューではないこと、5大シャトーでも枯れたものがあり、安価で手に入る、3級以下のシャトーでも素晴らしいものがあることを表現する。

    料理との”マリアージュ”も、今までの高級感あふれるコース料理や日本人にとって海外料理ではなく、日本人に庶民的な、焼き鳥など居酒屋料理とワインの組み合わせを描写。

    「ル・パン」のおばちゃん、バーのマスター、ロベール爺さん……年長者組が若者組をバックアップしていく様が格好いい。
    ネームバリューに気を取られた御曹司に灸を据えるために送り込まされたり、ワイングラス洗い場での無料試飲で探しているワインを見つけ出させる……
    本当に機転の利く登場人物たち。

    そして『第二の使徒』の遺言が開かれる――
    まさかの……否、妥当かもしれない『モナ・リザミステリー』が開幕。
    私の勝手な想像だが、レオナルド繋がりで《最後の晩餐》とそこに描かれたワインに飛び火するのだろうか?

  • 藤枝さんの件よかった。第二の使徒始動

  • ワインを楽しみながら学べる勉強本。本編ではないが、巻末の「今夜使えるワイン談義」は実際かなり使える。

  • ワインで万事解決は変わらず。十二使徒も2ラウンド目。ダ・ヴィンチ出てきた。しかも謎かけ。面白過ぎ。

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著者プロフィール

「モーニング」誌上にて『サイコドクター・楷恭介』『神の雫』『怪盗ルヴァン』執筆後、2015年より『マリアージュ ~神の雫 最終章~』連載開始し、2020年完結。『神の雫』からの累計発行部数は全世界で1500万部を超える大ヒットとなった。

「2023年 『吉原プラトニック(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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