へうげもの(3) (モーニング KC)

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  • 講談社 (2006年8月23日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ) / ISBN・EAN: 9784063725452

作品紹介・あらすじ

あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。そしてまたあるときは物欲の権化。戦国~慶長年間を生き抜いた異才・古田織部。甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc. お洒落でオタクなこの男こそ、日本人のライフスタイルを決めちゃった大先輩だ!!

感想・レビュー・書評

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  • 織田家に傳はるこのマクシミリアンなんちゃらの兜、結構よい。
     人たらしの凄まじい秀吉公と、信長公の悲しくもすさまじいお茶のアレ。生理学的に信長公ならできる。
     古田へうげものなれば、縄文時代と当時の陶器をつなげられる。多分。
     てふか、「さる」は太陽神の遣ひで、秀吉公をソレ呼ばはりは蔑称で無かった説があるけど、その説取ってた気がする本作の、ここでは若干あれな使用をしてた。

  • 大山崎の合戦のときの、羽柴軍の旗…笑

    このおふざけは好きです!

  • 夫の蔵書。久々に読み。
    新解釈の本能寺の変。でも実際、明智光秀が織田信長を討った、という一報が入った時の諸侯の反応はこうだったのではないだろうか。
    どっちにつくのか。どっちに大義があるのか。どっちが出世できそうか。とか。

  • コミック

  • マンガ

  • 勢高肩衡 スクッと背伸びをした肩衡形の茶入。まるで女子の唇の如く釉にほんのり紅がさしております。その異形ゆえに均整のとれた三肩衡には劣る。
    古銅花生銘を「桃尻」
    芋頭の水指(いもがしらのみずさし)瓢形青色花生(ふくべなりあおいろはないけ) 青木肩衡 落葉の大壺 霜夜天目茶碗(しもよてんもくちゃわん) 

  • 古田織部、最高!

  • そろそろ誰が誰か分からなくなってきた・・

  • 桔梗の膳で見せた、明智の最後の数奇。自分の苦境を形づくった宗易のわび数奇でありながら、宗易のそれとはまったく違う風情に人柄を感じる。

  • 山田芳裕は度胸星を読んでいたがそちらは完結せず残念だった。まあ最後にはひも理論とか2001年宇宙の旅のソラリスみたいなのが出てきて収集不可能な展開だったから無理も無いかもしれない。

    本屋で文庫版を立ち読みしたことがきっかけで読み始めた。なかなか。

    信長かっこいい、あっさり死んだが。千利休、化け物顔。数奇者か、なるほど。

    ひょうげものって読むの?知らなかった。

  • 読了。

  • 本能寺の変自体、謎が多い事件です。信長は本当に死んだのか?犯人は明智なのか?実際のところは分かっていません。
    へうげものでも作者独自の解釈で話は進みます。そして時代が大きく変わるターニングポイントですね。
    信長亡き今後、左介は豊臣、徳川、利休とどう関わっていくのか?
    3巻は次巻、今後が気になる内容でした。

  • 本能寺後。真面目ゆえに苦境に立たされる光秀の苦悩。そして自分が武者なのか数寄者なのかを見きわめ、重大な決意に至る左介。名物を見るときの左介の表情がなんともいいのよね。すばらしい物に恍惚と見ほれるだけでなく、しょぼい代物を見せられてがっくりするときの落胆ぶりもなんともいいです。

  • 古田佐介の世渡りが読んでいてハラハラする。

    数寄者ゆえの執着、これからどうなるか楽しみ。

  • 信長の最期の絵、びっくり。

  • とんでもない描写から始まる。
    こんな荒唐無稽な時代ものは他にはあるまい。
    しかし、それが織田信長と豊臣秀吉の間の出来事となると、なんか歴史的信憑性が感じられてくるからフシギだ。
    猟奇的なシーンではあるが、目を釘付けにされてしまう。
    日本史上、大きなる転換点となる本能寺の変にこんなマンガ的史実が隠されていたのだね。
    漫画家の想像力に僕は完敗した。
    とにかくスッゲー場面が度肝を抜く。
    きっとあなたもそうなると確信する。

  • 信長の最期は美しかった。

    今回、数寄者ぶりはあまり見られず、信長なきあとの勢力争いが活写されていました。

  • 1-3まで通し読み 丁度アニメの進行に追いついたので続きが気になる

  • 2011/02/14:コミックレンタルにて読了。

  • 本能寺の変から山崎の合戦までのストーリー。
    出世の為に非情になりきる秀吉を見て織部がどう生きていくかを決心していく分岐点がある。
    数寄焼きは美味そうだった。

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著者プロフィール

1968年、新潟市生まれ。大学在学中、「ちばてつや賞」に『大正野郎』で入賞。同作品でコミックモーニング(当時)よりデビュー。『デカスロン』『度胸星』『ジャイアント』など、斬新な着想、大胆な描写で、一歩先ゆく野心作を続々発表。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作『へうげもの』では、実在の武将茶人・古田織部の生涯を描き、「日本人」の価値観を深く掘り下げる。そして興味の対象は「文化」から「文明」へ、五百年前から五百年後へ。『望郷太郎』のはてしない旅が始まった。

「2023年 『望郷太郎(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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