へうげもの(3) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063725452

作品紹介・あらすじ

あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。そしてまたあるときは物欲の権化。戦国~慶長年間を生き抜いた異才・古田織部。甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc. お洒落でオタクなこの男こそ、日本人のライフスタイルを決めちゃった大先輩だ!!

感想・レビュー・書評

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  • 織田家に傳はるこのマクシミリアンなんちゃらの兜、結構よい。
     人たらしの凄まじい秀吉公と、信長公の悲しくもすさまじいお茶のアレ。生理学的に信長公ならできる。
     古田へうげものなれば、縄文時代と当時の陶器をつなげられる。多分。
     てふか、「さる」は太陽神の遣ひで、秀吉公をソレ呼ばはりは蔑称で無かった説があるけど、その説取ってた気がする本作の、ここでは若干あれな使用をしてた。

  • 夫の蔵書。久々に読み。
    新解釈の本能寺の変。でも実際、明智光秀が織田信長を討った、という一報が入った時の諸侯の反応はこうだったのではないだろうか。
    どっちにつくのか。どっちに大義があるのか。どっちが出世できそうか。とか。

  • コミック

  • マンガ

  • 勢高肩衡 スクッと背伸びをした肩衡形の茶入。まるで女子の唇の如く釉にほんのり紅がさしております。その異形ゆえに均整のとれた三肩衡には劣る。
    古銅花生銘を「桃尻」
    芋頭の水指(いもがしらのみずさし)瓢形青色花生(ふくべなりあおいろはないけ) 青木肩衡 落葉の大壺 霜夜天目茶碗(しもよてんもくちゃわん) 

  • 古田織部、最高!

  • そろそろ誰が誰か分からなくなってきた・・

  • 桔梗の膳で見せた、明智の最後の数奇。自分の苦境を形づくった宗易のわび数奇でありながら、宗易のそれとはまったく違う風情に人柄を感じる。

  • 山田芳裕は度胸星を読んでいたがそちらは完結せず残念だった。まあ最後にはひも理論とか2001年宇宙の旅のソラリスみたいなのが出てきて収集不可能な展開だったから無理も無いかもしれない。

    本屋で文庫版を立ち読みしたことがきっかけで読み始めた。なかなか。

    信長かっこいい、あっさり死んだが。千利休、化け物顔。数奇者か、なるほど。

    ひょうげものって読むの?知らなかった。

  • 読了。

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著者プロフィール

1968年、新潟市生まれ。大学在学中、「ちばてつや賞」に『大正野郎』で入賞。同作品でコミックモーニング(当時)よりデビュー。『デカスロン』『度胸星』『ジャイアント』など、斬新な着想、大胆な描写で、一歩先ゆく野心作を続々発表。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作『へうげもの』では、実在の武将茶人・古田織部の生涯を描き、「日本人」の価値観を深く掘り下げる。そして興味の対象は「文化」から「文明」へ、五百年前から五百年後へ。『望郷太郎』のはてしない旅が始まった。

「2023年 『望郷太郎(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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