- 本 ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063725759
作品紹介・あらすじ
あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。そしてまたあるときは物欲の権化。戦国~慶長年間を生き抜いた異才・古田織部。甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc. お洒落でオタクなこの男こそ、日本人のライフスタイルを決めちゃった大先輩だ!!
感想・レビュー・書評
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弥助さんはモザンビークからとってこられた人で、いろいろあって来日なのだが、中尾佐助先生によれば、モザンビーク以北か、のお百姓が稲作のコンセプトを作ったさうである。そんでもって黒色が好きな千宗易は利休になる前に弥助さんを招いてなんかする。
死ぬ直前に明智光秀が松尾芭蕉の句をひねるのはいいと思ふ。
藝術としてのノモスがえげつなく発動する具合がよい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まだここまでしか読んでいないのですが、面白い。
歴史に興味のある人にとって、さらに細部が凝っていてたまらんのではないかと思います。
主人公を古田織部にする所。
数寄や粋という視点で、男を語るところ着眼点が面白いと思います。
器などの茶道の美をどう漫画で伝えるのだろうと思ったら
主人公の表情と、オノマトペとは!!
ほにゃっ どぉーん という言葉で、その物から感じるものを表現するのに驚きました。でも、何だか伝わります!
また歴史の事件の解釈なども、色々チャレンジされてますね。
明智光秀の清廉さ、そしてその為に、人の欲望や利権に疎くて、自滅していくところが、自分が想像している光秀像にかぶりました。
まとめて読みたいなと思い、覚書にて。 -
1~3巻に比べると、笑いが少なかったなぁ…と。
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夫の蔵書を読み返している。
明智光秀を助けた(それもむなしく死んでしまったが)仏僧を救った武士は、あの足袋の持ち主は家康ではなかったか。
その秀吉を裏で全て操っていた千利休。それに気づき始めた秀吉、織部。利休のすごみみたいなのを感じる巻。
織部の妻おせん、秀吉の妹で家康に嫁いだ朝日姫、秀吉の側室になった茶々(信長の妹お市と浅井長政の娘)、秀吉の正室おね、など女性キャラがたくさん描かれていた巻。嫉妬とか欲望とか諦観とか慎ましさとか、いろんな感情がうずまく。 -
マンガ
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古田織部、最高!
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加藤清正が具志堅とかどういう感覚してるんだろうか
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読了。
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戦争って結局誰が良くて、誰が悪くてということはなく、参加している人みんな何かしらの悪を抱えているとこのマンガを読んで改めて感じました。
でも悪と欲は似ているようで全然違いますね。
左介の数寄に対する純粋な欲は、戦国時代の殺伐とした中、まっすぐ自分の信念を貫いていてむしろ清々しい。
4巻では織部の名が…!。物語がようやく主人公を中心に動き出しましたねー。
著者プロフィール
山田芳裕の作品





