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- / ISBN・EAN: 9784063725810
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マンションで読む。
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(2007.07.14読了)
日没が近づき、アメリカ軍機による攻撃がやんだとき、日本軍の爆撃機は、空母を飛び立ちアメリカ艦隊の攻撃に出撃した。
日本の爆撃によるアメリカ軍の損害は、空母1(「エンタープライズ」)、戦艦1、巡洋艦3、駆逐艦2、・・・。
この日の早朝からアメリカ軍の攻撃に出撃した航空機は、600機に対し、撃墜されたのは368機。60%以上が撃墜されてしまった。
撃墜を免れた日本の攻撃機は、予定通りサイパン空港へ向かい着陸。
戦艦「武蔵」の古賀連合艦隊司令長官は、草加少佐の提案で、軽巡洋艦「大淀」へ移動した。
戦艦「大和」では、負傷の鴻上大尉が「大和」内の同士の名簿と原爆の起爆手順を書いて、倉本上等兵長に手渡し万が一の場合の代わりを頼む。
日本軍の炊事班は、夕食のおにぎりに薬物を混入して、何かを狙っている。
日本の艦隊とアメリカの艦隊は、徐々に近づいてゆく。「みらい」も両軍の動きを見ながら、米艦隊の洋上補給ポイントを目指す。日本艦隊の「武蔵」と「大和」どちらが前でどちらが後ろか確認できずにいる。原爆があるのは、大和。
アメリカ艦隊は、日本の動きをレーダーで捉え、今後の戦い方を予想している。日本軍の過去の戦い方(ソロモンの戦闘)から、空母や戦艦のみを狙い輸送船団には目もくれないことを学んでいる。
(2007年7月14日・記) -
2007/3/24購入。※
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