- 本 ・マンガ (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063725827
作品紹介・あらすじ
「強い」とはどういうことか……。
六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作!
*
感想・レビュー・書評
-
吉岡伝七との闘いも迫力があった。強い人は優しいとは、なるほど。。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モーニングKC
-
伝七郎との戦いに勝利した武蔵は、又八の姿を見かけ、彼と久しぶりに酒を酌み交わすことになります。しかし、武蔵の背中を追いかけようとして、空しい試みを繰り返していた又八のねじれた心は、2人の仲を引き裂くことになってしまいます。
一方、吉岡道場の植田は、なりふり構わず武蔵を倒そうと動き出します。
人間的な弱さと隣り合わせの誠実さを持ち合わせた伝七郎の最期に、心を揺さぶられます。 -
対伝七郎戦以降、宍戸梅軒のことを思い出したりして、今まで本能で体が勝手に動いていたのに、だんだん頭でっかちになっていく(いい意味で)。それでもやっぱり本能のほうが勝ってしまって最後のページの行動に。後から考えれば、武蔵の成長には必要なイベントであるし、行かなければ収まらないところまで来てしまっていた。
-
「お前の剣の目的は何だ。かたちを整えもっともらしく剣術らしく見せるための剣。何も聞こえてこねえ。」「刀はただ人を斬る為だけに在る刃物。刀は刀をやめることはできない。」「おまえの頭の中の『俺』。お前の頭ん中の物語。その物語こそがお前自身の姿を映してる。今のお前を映しているよ。」「おつう。俺の姿はどう見えた?俺の目にはお前はそのままだった。拍子抜けするくらいに。おつう。俺の中にいつもお前がいる。そしてそれもまた俺のこしらえた『おつう』なんだろう。一人だ。もともと。」
-
彼岸 剣術らしく見せるための剣 雪 その先は捨てた おつう つかまえた 栄枯盛衰 鰻 吉岡十剣 尊敬と憎悪 旧友 三条大橋 樹上
-
人が変わっていく様をこんなに不自然じゃく描いてる井上先生やっぱりすごい。武蔵の成長。又八のばかーっ!
-
遂に武蔵と伝七郎の対決に決着。わずか1年で開いた境地の差。武蔵の中の目が開かれていく。
著者プロフィール
井上雄彦の作品





