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- / ISBN・EAN: 9784063726312
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(2007.11.23読了)
サイパン島沖、マリアナ海戦はさておいた形で、「大和」と「みらい」の戦闘が続きます。
水偵からの草加少佐の対空戦闘用意の意味は、「みらい」に対して、三式焼霰弾を使えということだった。三式焼霰弾は、対航空機用の兵器で砲弾内にゴム弾子996個を内蔵し、時限信管で起爆する。弾子は、3千度で燃焼しながら、半径224メートルの範囲に拡散し、目標に襲い掛かる。航空機は高速なので、時限信管の調整が難しく成果はあまりなかった。
「みらい」は、高速ではなく、装甲が薄く、精密機器が外部に露出しているので、非常に有効な兵器となる。
「みらい」は、「大和」の後部射撃指揮所を破壊することで対抗しようとする。
「大和」の後部射撃指揮所の破壊に成功するが、三式焼霰弾の攻撃で、精密機器がすべて機能停止になってしまった。(対空レーダー、対水上レーダー、電波探知妨害装置)
「みらい」に残された手段は、シーホーク(ヘリコプター)で、「大和」を攻撃すること。
パイロットは、佐竹一尉、指揮官、尾栗三佐、支援、青梅一曹。
積み込んだ砲弾は91式携帯地対空誘導弾ハンドアロー。熱源追尾方式になっている。
「大和」の熱源は機関部に直結する煙突。機関部が破壊すれば、航行不能になる。
(ハンドアローでヘリコプターから誘導弾を発射したら、発射の反動で、ヘリコプターの外に放り出されたり、ヘリコプターの操縦が不安定になったりしないものなのでしょうか。)
誘導弾3発命中させたが、「大和」へのダメージは確認できない。「大和」からの反撃も始まった。
電波探知妨害装置が機能しなくなったため、米軍からも、「大和」「みらい」2隻の存在が確認される。
索敵機を飛ばし、確認をしようとしている。
(2007年11月24日・記) -
続刊中。全巻あり。
自衛隊の艦が戦時中へタイムスリップ!核がーーキャー 好き。 -
待ちに待った32巻☆<br>
息もつかせぬ「やまと」VS「みらい」の展開。<br>
イージスシステムを破壊された「みらい」はSH60Jを発進させる。<br>
とりあえず小栗には無事でいてほしいです。
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