特上カバチ!!-カバチタレ!2-(11)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784063726589

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  • 親父の行く末。

  • 未成年を悪用する父親の話の続き。家族に悪人が一人いると、他の者も追い詰められていく様に、読んでいて胸が痛くなる。

    その上で学んだこと
    ・親権は父母が共同して行使しなければ効力を発揮しない。
    ・監禁罪(3月以上7年以下の懲役)による刑事告訴
    ・父が勝手に、父母の名前を代理人にして、息子の借財をなした場合、貸し方が悪意の場合は返す必要がない

  • 職業に貴賎はない。
    暴力はダメ。警察沙汰になったら厄介。

  • 親権があることをいいことに18才の義理の子どもの名義で借金する父親の話。
    未成年だとこれだけの不利があるのかと勉強になる。今成人年齢の見直しがなされているが下げて大丈夫かという議論と逆にこうした事例も起こりえるわけだ。

    子ども名義の借金からその証書を買い取り上乗せするとか婚約者まで話が行き念書を書かせるなど法律的に陥れるノウハウの細かさには驚かされる。
    車に乗せるのに逃げ出されないようにさりげなく靴を脱がせるなんて知らないと書けないですね。

    打開策として未青年でも結婚するば親権は外れるなど話としてとても読み応え十分です。

  • 読了

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著者プロフィール

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。1996年に、従兄弟・田島隆の紹介により、青木雄二氏と出会い、大阪に出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。1998年、処女作『五番街』で「ヤングマガジン」のちばてつや賞入賞。1999年より「モーニング」にて『カバチタレ!』、2005年より同誌にて『特上カバチ!!』、2001年より「イブニング」にて『極悪がんぼ』を連載。2009年9月より『激昂(ブチギレ)がんぼ』を連載。2013年5月より『カバチ!!!』の連載を開始した。大阪府大阪市在住。

「2021年 『カバチ!!!-カバチタレ!3-(39)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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