ジパング (36) (モーニングKC)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784063727142

感想・レビュー・書評

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  • 太平洋の熱き焦点。それは、「大和」の艦内にて目覚めを待つ原子爆弾!! 草加の計画を阻止するため、角松率いる強襲部隊は「大和」へ強襲着艦。あと数時間が、この大戦のヤマとなる……。強い、そして激しい予感が角松の胸を焦がしていた!! そして同じ頃――。“核”と「みらい」の存在を知ったホワイトハウスは揺れていた。環太平洋のすべての視線。それらはいま、「大和」、たったひとつに注がれる!!(Amazon紹介より)

  • (2009.10.15読了)(2009.06.13購入)
    【目次】
    航跡351 暁の戦陣
    航跡352 手強きもの
    航跡353 艦橋被弾
    航跡354 最後の投弾
    航跡355 残された道
    航跡356 強襲着艦
    航跡357 作戦変更
    航跡358 巨大な迷路
    航跡359 幽霊

    アメリカ軍の爆撃機による「大和」爆撃が始まった。
    「みらい」を飛び立ったシーホークは、「みらい」の上空を旋回ののち「大和」へ向かった。シーホークには、角松二佐の率いる「大和」襲撃部隊が乗っている。「大和」に積まれている原子爆弾の使用を阻止するためだ。
    「みらい」は、アメリカ軍からの攻撃を避けて、迂回路をとり、「大和」に向かう。
    「大和」は、アメリカ軍の爆撃機からの攻撃を受けながら、艦砲での反撃で何機か撃墜できた。爆撃機が引き上げたと思い、甲板に出た草加少佐は、残っていた爆撃機の攻撃で、左眼を失明した。
    「みらい」のシーホークは、アメリカ軍の攻撃機の引き上げを待っている。第一波攻撃が終わり、第二波が来るまでの間隙を狙って、「大和」に乗り込もうとしている。
    「大和」への攻撃がやんだのを確認して、角松二佐は、「大和」の前甲板への強襲着艦を指示し、「大和」乗員からの攻撃を受けながらも第一主砲前方甲板のハッチから「大和」艦内へもぐりこむことに成功した。シーホースは、「大和」から離脱した。
    「大和」の草加少佐は、機関科倉庫前にバリケードを築き30名を配置し、他は復旧作業とアメリカ軍の第二波に備えることを指示した。
    アメリカ軍の攻撃機による「みらい」への攻撃も始まった。みらいのイージスシステムは「大和」との闘いで使用できなくなっている。(第32巻)
    魚雷を回避し、攻撃機を撃墜しながら、応戦している。
    「みらい」に向かうシーホークのレーダーには、アメリカ軍の第二波攻撃に向かう航空機の機影が映っている。
    (2009年10月25日・記)

  • 緊迫の「大和」潜入!!
    「みらい」と「大和」と米軍のこれからの行動が気になるところで以下37巻です。

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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