神の雫(19) (モーニング KC)

  • 講談社
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本棚登録 : 219
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063727593

作品紹介・あらすじ

2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。

「食」と「ワイン」の祭典「フード&ワインショー」に参加することになった太陽ビール・ワイン事業部。雫たちはパートナーに、チェーン展開する中華料理店を選ぶ。“中華料理に合うワイン”という難題に、試行錯誤の末イタリアワインという答えを導き出す。絶妙のマリアージュに自信を持って本番に臨む彼らだが、前代未聞の組み合わせに一般客の反応は鈍い。イベント成功に足りないもの、それは一体ーー?

感想・レビュー・書評

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  • 料理は文化というのは共感するし、
    無理やり掛け合わせてそれこそ”マリアージュ”するなら良いが
    どちらの持ち味も消してしまうのはどうかと思う。

    事前申告していないワインや料理の持ち込み、勝手な実演、
    しかもブースの外で飲食物を持ち歩いての宣伝、
    実際の展示会では基本的にNG行為。

    中華料理はみんなでワイワイ騒いで美味しく食べるのが魅力だから
    作る方もスタッフ全員で食べて意見をぶつけ合いながら練り上げる、という考えは良い。

    第六の使徒で奈良へ向かうことにする雫。
    日本のワインは個人的に好きなので、答えがそうであれば面白いなと思う。

  • 「フード&ワインショー」が開催され、音羽楼のライヴァル店である「ヌーヴェル・シノワーズ黒」社長の太田黒(おおたぐろ)と林の因縁の対決がスタートします。中華料理とのマリアージュを考えぬいた雫たちでしたが、中華とワインの組みあわせに客はなかなか手が出ず、初日の売り上げは芳しくありません。それでも雫は、おなじく出店していた一青のことばにヒントを得て、挽回の足がかりを得ることになります。

    後半は、一青とセーラの母親が日本に帰国して彼らと再会を果たすことになり、さらに「第六の使徒」の謎解きがスタートします。

    これまでも暗にほのめかされていた雫と一青のかくされた関係について、読者の注意を引くような描写があり、今後この伏線がどういうかたちでひもとかれていくのか気になります。

  • しかしワインってすげーよな!という気分にさせてくれるこのマンガ。
    最初はいがみあっている人たちも、いつの間にかワインによってわだかまりが解け、仲良くなっていきます。

    そんな中始まる、第6の使徒戦。もうワインを飲んだ瞬間に、弥勒菩薩とかが現れるようになってきて、段々能力バトルモノみたいになってきている感は否めない。

  • 第六の使徒始動。

  • もはやワインの表現ではないな。仏像が想像されるって…

  • 2008/12/22
    ⇒中古待ち

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著者プロフィール

漫画原作者。「モーニング」誌上にて『サイコドクター』『サイコドクター・楷恭介』『神の雫』『怪盗ルヴァン』執筆後、2015年より『マリアージュ ~神の雫 最終章~』連載開始。
2008年、グルマン世界料理本大賞の最高位「Hall of Fame」を日本人として初めて受賞。2010年、フランス農事功労賞シュヴァリエ受勲。そのほか受賞多数。
2016年のG7伊勢志摩サミットでは各国首脳に提供されたワイン選定にも関わる。
2019年、『神の雫』の教養として、アートとしての価値が高く認められフランス芸術文化勲章受勲。

「2020年 『マリアージュ~神の雫 最終章~(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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