- 本 ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063727791
作品紹介・あらすじ
2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。
“弥勒菩薩半跏思惟像”と表現された『第六の使徒』を求め、雫、そして一青は古都・京都へと向かう。雫はイタリア料理店を営むレオナルドと柿本人麻呂の詩歌に、一青は母・仄香の思いと「泣き弥勒」に、それぞれ導かれながら『使徒』へと近づいてゆく。そして決戦の時。『第六の使徒』に辿り着いたのは、雫か一青か、それともーー。
感想・レビュー・書評
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「第六の使徒」のこたえを求めて、雫はみやびとともに飛鳥の地を訪れます。そこで彼は、イタリア料理店を経営するレオナルド・ロマーノという男に出会います。彼は、別れた恋人のゆくえを追いかけていました。そして彼女がのこした手がかりが、雫に示された「第六の使徒」の記述に登場する柿本人麻呂の歌だったのです。
他方一青も京都を訪れ、「第六の使徒」のヒントになる弥勒菩薩像と対峙しつづける日々を送ります。そこへ、一青の母である仄香(ほのか)もやってきて、神咲豊多香が「息子たち」に託した謎解きの高遠さを一青に語ります。
「第六の使徒」をめぐる雫と一青との戦いは雫の勝利となりますが、これまでの戦いにくらべると、雫が決定的な勝利にたどり着いた決め手に欠けているような印象も受けてしまいました。とはいえ、物語じたいはいよいよ中盤へとさしかかり、おもしろくなってきたように感じます。 -
いよいよ、ストーリーは、中盤へ。
「第六の使徒」は、どんなワインなのか?
勝利は、どちらに...
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第6の使徒を求めてたどり着いた、奈良県は飛鳥にて繰り広げられるのは、例によっていつもの「なぜか使徒に関連する人と出会う」あのイベントです。
ワインに対する嗅覚とかも異常なレベルに達しているけど、いつもいつもこの「偶然の出会い」が主人公側にばかり起きるのもずるいと思うのですが、まあみやびちゃんがかわいいから良しとしたい。
奈良出身の僕としては、もっと飛鳥を掘り下げてほしかったんだけど、ほとんどずっとワインバーで飲んでる描写ばかりだったので、飛鳥が誤解されないか心配です。 -
ワイン。
言うまでもなく、ヨーロッパ、その後、新大陸(オセアニア、南米)でも生産されるようになった。
ワインの味わいのちょっとした違い、それがセパージュやテロワールによる、と知った時の日本人の興奮とその後の学び、想像がつきます。
この巻でワインを、弥勒菩薩半跏思惟像になぞらえて、
「人でありながら宇宙である」って普通の流れでマンガにしていますが、
これは日本人ならわかること。
唯一神の風土にある方々(実は、欧米の、一番ワインを産し消費する地域の方々)には決して解らない表現だと思います。
その他にも万葉集の短歌をワインの味の解明の手掛かりにするなど、
ちょっと大き過ぎな表現かもしれませんが、
この巻の表現は、
ワインという欧米の文化を日本文化が包含してしまった、
…というゆう、
凄いことが起こった巻ではないかと思います。 -
第六の使徒完結。エピソードも泣かせた。でもここの所ローランもみやびもあんまり活躍してないなぁ〜
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私の中で、完全に焼きたてジャパンと被ってしまう・・・
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人間的成長に比重が置かれてるせいか、ワイン描写はイマイチ。探し当てるプロセスも甘め。イタリアワインも登場したので、そろそろキツメ。
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久しぶりに読んだら、どうも1つ巻を飛ばしていたらしい。
そろそろ使徒描写が長くなって、うっかり流し読みしてしまいそうになる^^; -
ドラマが切っ掛けで、20巻大人買いして一気に読んだ。表現が大げさだし、ワインを飲んで情景が浮かぶなんてありえないけれど、次々と登場するワインは魅力的だし、(ちょっとでき過ぎとはいえ)ストーリー性もあって、私みたいなワイン初心者が気軽に知識を得られるのが良かった。何十巻まで続くんだろう?40巻くらい!?
著者プロフィール
オキモト・シュウの作品





